いつかは泊まりたい世界の宿 #23「Bed and Craft taë」

みなさん、旅行してますか?

私はしています。
国内でも海外でも、どこへだって。

妄想で!

“日本一の木彫りの町”を
年に3度も訪れる

はじめて泊まる宿にワクワクするのもいいけど、通い慣れた宿でほのぼの……なんてのも憧れる。

“日本一の木彫りの町”として有名な富山県南砺市井波(なんとしいなみ)。

「Bed and Craft」は、それぞれ異なる職人さんのギャラリーも兼ねた宿泊棟に滞在しながら、その職人さんに弟子入りまでさせてもらえちゃう新しいスタイルの宿泊施設。

で、全6棟あるうちのひとつ、養蚕業で栄えた豪商の別邸をリノベーションしたお部屋が「taë(タエ)」です。

©Bed and Craft

ここでは漆の器づくりプランが選べるんだけど。

あらかじめ宿泊日数が決められていて、年に3回、2泊3日ずつ訪れるのがルールなんだって。

漆を塗って、器を磨いて、また塗って、磨いて、またまた塗って……。

漆器の(っていうか、ものづくり全般の?)醍醐味みたいな、コツコツと手を動かして少しずつカタチにしていく体験を、季節をまたいでプロの漆芸家さんが指南してくれるみたい。

©Bed and Craft
©Bed and Craft
©Bed and Craft
©Bed and Craft
©Bed and Craft

室内には漆芸作品やそれを彷彿とさせるインテリアが点在

©Bed and Craft

独立型の縁側のような
中庭にあるスペースも気持ちよさそう

これは職業病なのか、新しい目的地を優先してばかりでなかなかできなかった、行きつけの宿に何度も足を運ぶという憧れ──。

漆器づくりを口実に叶えられるのはうれしい!

©Bed and Craft

朱漆をつくっているところ
よく練り上げるほど発色がよくなるそう

©Bed and Craft

こっちは練った朱漆を濾過しているところ

©Bed and Craft

完成した器の例

完成した器でなにを食べよう?おじいちゃんおばあちゃん家では、お雑煮用に漆のお椀があったなぁ。

都会の喧騒から距離を置いてゆったりとした気持ちでお椀をつくっていると、普段は頭の奥の方にしまい込んでいるあんなことやこんなことを思い出したり。

いつの間にか、第二の故郷のようなかけがえのない場所になってるかもね。

©Bed and Craft

<Bed and Craft taë>

【住所】富山県南砺市藤橋31
【1泊1名あたりの料金】1万9000円〜※2名利用時/朝食付(10月29日現在)
【公式サイト】https://bedandcraft.com/


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もう止まらない!

いつかは泊まりたい世界の宿
あんなことやこんなことまで
妄想しちゃっているよ。


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Top image: © Bed and Craft
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。