いつかは泊まりたい世界の宿 #28「MAJA HOTEL KYOTO」
みなさん、旅行してますか?
私はしています。
国内でも海外でも、どこへだって。
妄想で!
こんなにお洒落な
カプセルホテルは初めて!
わたしたちにとって何でもない日常の風景が、観光で来た人には新鮮に映ることってある。たとえば駅や公衆トイレなんかでも、写真を撮ってる人がいるし(でも、自分が旅行する時もそんな感じだな)。
あとは、カプセルホテルも海外の人には評判らしい。
プラスチックのような素材でできた箱がびっしりと並ぶ無機質な空間、言われてみればSF映画っぽい特殊な雰囲気があるかも。
実は日本、しかも大阪の梅田が発祥。あの有名な建築家・黒川紀章が1979年に作ったんだって。
それから約40年。時代とともに変貌を遂げ、こんなカプセルホテルが京都に!
「sleep-in hut」と名付けられた客室。
居心地はけっこうよさそう
なんだこの木がたくさん使われた空間は〜!!!
という第一印象を誰もが抱くであろう(?)、従来のイメージをくつがえす温かみのあるデザインは、フィンランド出身のハッリ・コスキネン氏によるもの。
かつて「iittala(イッタラ)」でデザイン・ディレクターを手がけた経歴を持ち、今では世界的に活躍するフィンランド出身の彼に、「カプセルホテルの新しい可能性を探りたい!」とオーナーが相談を持ちかけたのがきっかけだそう。
名前の「MAJA」はフィンランド語で「家」とか「小屋」の意味。それを象徴するように、北欧家具でおなじみの木材でできた三角屋根の小屋がずらり。
ミニマムな空間でこそ気になる照明は、やわらかい月の光をイメージした調光機能を装備。目にやさしい。
梯子をハシゴして2階の部屋にたどり着く設計も、アスレチックみたいでワクワクする!
こっちはウォークインタイプの「walk-in Hut」
ベッドの下が収納スペースになっている
ちなみに、このハッチ的役割のロールカーテンは「marimekko(マリメッコ)」のもので、オリジナルのテキスタイルを作ってもらったんだって。
ベッドリネンもマリメッコで統一しているらしいよ。
共用スペースにはイッタラのアイテムが使われているそう
ここに泊まるなら、朝食は1階の「CAFE AALTO(カフェ アアルト)」で。
アルヴァ・アアルトが内装を手がけたヘルシンキの「アカデミア書店」内にある「カフェ アアルト」の世界2号店(映画『かもめ食堂』にも出てきてた!)。
椅子やテーブルはアアルトだけが使用許可を持つデザインのリプロダクト品。かなり貴重な体験ができるってわけ。
さて、食事はサーモンのクリームスープやシナモンロールなど、フィンランドらしさを感じる数種類から選べるんだけど……どれもおいしそうで決められない。
全メニュー制覇するために連泊したいな、とか思っちゃう。だって、フィンランド料理のお店って珍しくない?
大ぶりのサーモンがおいしそう
季節によって味が変わったりするらしい
バターたっぷり。シナモンもカルダモンも
しっかり効かせるのがフィンランド流なんだって
つまりわたしが言いたいのは、こんなにお洒落なカプセルホテルは初めて!ってことなんだけど。
古都・京都という場所で、日本とフィンランドのデザインが融合したこのホテルは、海外の人の目にはもっといろんな風に映るはず。
きっと、わたしたちが素通りしちゃうようなところにも魅力を見出すんだろうな〜。
<MAJA HOTEL KYOTO>
【住所】京都府京都市中京区柳馬場通六角上る槌屋町92
【料金】1泊1室4,324円〜
【公式サイト】https://maja-hotel.com/
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もう止まらない!
「いつかは泊まりたい世界の宿」
あんなことやこんなことまで
妄想しちゃっているよ。
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