いつかは泊まりたい世界の宿 #13「Bratwurst Hotel」

ライターのTERUHAです。
海外旅行は年1,2回だけ。トラベラーを名乗るにはあまりにフツー。武器はゆたかな想像力という名の妄想力!
 
そんなわたしがいつか泊まりたいと心に決めている(つまり、行ったことはない)世界のホテルを紹介するよ!

日独友好親善大使への道!

©BRATWURSThotel

子どもの頃、お弁当のなかにソーセージがあるとうれしかった。銘柄はシャウエッセンでも、ポークピッツでも、赤ウインナーでもなんでもよかった。ともかくソーセージが好きな少女だった。

大人になった今も、その愛は変わってない。

給料日には、Johnsonvillのオリジナルスモークとレモン&ペッパーとホット&スパイシーを大人買いする。3食全部がソーセージという休日も珍しくない。

正直、ほかに惹かれたこともあるし、浮気をしたこともある。でも、やっぱりソーセージが一番。

健やかなる時も、病める時も、喜びの時も、 悲しみの時も、富める時も、貧しい時も、私はソーセージを一生愛することを誓います。

神様にForever Loveを誓った私にとって、このホテルはエルサレム。いつかはわからないけれど、一生のうちに一度は聖地巡礼したい。

©BRATWURSThotel

「Bratwurst Hotel(ブラートヴルストホテル)」。

ニュンベルクから車で約40分、リッタースバッハという人口300人ほどの小さな村で4代続く老舗のブッチャーが、お店の隣にオープンしたホテル。

ロビーにはソーセージの自販機が設置されている。ゲストルームのクロスはソーセージ柄、クッションはソーセージ型、石鹸もソーセージ型。

それはそれで魅力的だけど、私が聖地でやりたいのは、ソーセージ作り。

ブラートヴルストホテルでは、店主が手取り足取り教えてくれるソーセージレッスンに参加して、老舗のレシピをものにしたいと思う。

あわよくば“日本人の一番弟子”という称号を得て、日本の後進たちにその味を伝えていきたい。そして、日本のソーセージ文化の底上げに貢献し、ドイツ大使館から表彰されたりして、日独の友好をもっと深める役割を担ったりしたい。

あれっ?聖地巡礼のはずだったのに、邪念が……。

©BRATWURSThotel

Bratwurst Hotel

【住所】Metzgerei Claus Böbel, Ritterstraße 991166 Rittersbach, ドイツ
【1名1泊あたりの料金】約9790円〜(2019年2月23日現在)

Top image: © BRATWURSThotel, 2019 TABI LABO
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。