いつかは泊まりたい世界の宿 #26「mui たびと風のうつわ」

みなさん、旅行してますか?

私はしています。
国内でも海外でも、どこへだって。

妄想で!

来年の目標は……

今年もあと2週間で終わりますね。みなさん、どんな1年でした?来年はどんな1年にしたいですか?

わたしは車の免許を取ったのが大きなイベント。

高校生の頃から「ほしいな〜」と思い続けて約10年。ようやく秋に合宿免許へ行ってきました。

いいですね、運転できるの。なんか新しい武器を手に入れた感があって、前よりも自信がついた気がするようなしないような。

だから、来年の目標はひとりでドライブ旅行!

せっかくなら、行きたい気持ちは常にあるけど車がないと不便でなかなか難しかった沖縄へ。ずっと気になっていた「mui たびと風のうつわ」に泊まりたい!

Photo by OOKI JINGU

本島南部は、南城市の百名(ひゃくな)という集落のはずれに佇む宿。

周りを囲むように力強く生い茂る緑と、刻々と姿を変えながら差し込む光、集落内の荒い岩肌をイメージしたという土壁……年中温暖な気候を生かした、開放的な空間が魅力。

巨大な岩を地面にそのまま置いたかのような迫力あるデザインといい、大好きなメキシコの建築家、ルイス・バラガンっぽさも感じて。2021年のオープン当初からGoogle MAPでピンしてたんです。

Photo by OOKI JINGU

共用部の囲炉裏スペース

Photo by Kojima Yasutaka

夜の囲炉裏スペース

名前の由来は、老子の言葉「無為自然」。

なんでも、誰かが決めた価値やものさしで測るのではなくて、自然な形でゲストが思いのままに過ごせるような空間を目指しているんだとか。

Photo by OOKI JINGU
Photo by OOKI JINGU

ニュートラルな雰囲気で整えられた一棟貸しの客室。

そこには、従来の旅館やホテルのような便利なアメニティや快適なサービスこそないけれど、一方であるものは、オーナー夫妻が純粋にこころを奪われて揃えた選りすぐりのアイテムばかり。

KENSAKU OSHIROさんデザインのラウンジチェアに、琉球石灰石のキッチンカウンター、「nakamurakenoshigoto」の器、坪田朋子さんの絵画作品などなど。これがどれも素敵なんです〜。

Photo by OOKI JINGU
Photo by OOKI JINGU
Photo by OOKI JINGU
Photo by OOKI JINGU

たとえば、海と砂浜だけがある(トイレやシャワー、自販機などの設備は一切ない)天然の百名ビーチで読書をしたり、名水100選のマイナスイオンたっぷりな垣花樋川で胸いっぱいに深呼吸をしたり、玉城城跡の高台までハイキングしたり。

あとは、周囲約2Kmの小さな離島・奥武島をドライブしたり。

Photo by OOKI JINGU

百名ビーチに続く木のトンネル

Photo by OOKI JINGU

垣花樋川

Photo by OOKI JINGU

玉城城跡

Photo by OOKI JINGU

本島と奥武島を結ぶ小さな橋

でも、そういえば。

社会人歴が長くなるにつれて、しっかりとプランを決めた旅行をすることが増えてきたけど。学生の頃は、好奇心のままにひとりで海外へ飛んで、知らない街をなんとなくで散歩してたな〜。

そんな感じでとりあえずホテルに向かって、その時、その場所にいる自分が心地いいと思うものごとを求める旅行も新鮮でいいかもね。

運転、できちゃうわけだし。

<mui たびと風のうつわ>

【住所】沖縄県南城市玉城百名1201-3
【料金】1泊1室 2万8000円〜 
【公式サイト】https://mui.okinawa/

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もう止まらない!

いつかは泊まりたい世界の宿
あんなことやこんなことまで
妄想しちゃっているよ。


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Top image: © OOKI JINGU
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。