いつかは泊まりたい世界の宿 #2「Madonna Inn」
ライターのTERUHAです。
海外旅行は年1、2回だけ。トラベラーを名乗るにはあまりにフツー。武器はゆたかな想像力という名の妄想力!
そんなわたしがいつか泊まろうと心に決めている(つまり、行ったことはない)世界の宿を紹介するよ!
使いづらいドアプレート
©Madonna Inn
世界中にあるたいていのホテルと同じく、アメリカのサン・ルイス・オビスポ(ロザンゼルスとサンフランシスコの真ん中あたりにある田舎町)の「Madonna Inn(マドンナ・イン)」にもドアプレートが用意されている。
「PLEASE DO NOT DISTURB.」と書かれたあれ。
だけど、わたしはどうしてもここでは使いたくない。
たとえ朝の遅い時間まで熟睡したくても、締め切り間近の仕事に集中したくても。どれだけ他人にDISTURBされたくないシーンでも、ドアプレートを使いたくはない。
なんでって、ラブホテルのようなムードがぷんぷん漂ってるんだから。
コッテコテが過ぎるインテリアとかその割に築約60年の年季を隠しきれていないあたり、まさにラブホテルっぽい。
ドアプレートを掛けてしまったものなら、部屋の前を通る清掃のおばさんに「ここの部屋の人たちは今……」「あら、仲良しね!」なんて勘繰られるに違いない。ホテル側がリゾートホテルと謳っている手前そんなはずはないんだけど、もうここがラブホテルとしか思えないわたしにとっては大問題。おばちゃんの気持ちがどうしても気になる。気になって仕方がない。
だから、前もっておばちゃんに伝えておきたい。
私情が混み合っておりドアプレートを使えません。どうか、部屋にいることを察してください。
©Madonna Inn
©Madonna Inn
©Madonna Inn
©Madonna Inn
<Madonna Inn>
住所:100 Madonna Rd, San Luis Obispo, CA 93405 アメリカ合衆国
2名1泊あたりの料金:約15,492円〜(2019年2月12日現在)
Top image: © Madonna Inn, 2019 TABI LABO