ひなたぼっこで完全再生!?クルマの「傷」を自然治癒する保護塗料が登場

クルマって、意外と傷つきやすい。

安全に運転していても塵や砂利で擦れてしまうし、なんなら車庫に置いておくだけでもがつくことも。

そこで、「KRICT(韓国化学研究所)」より、これまでのすべてての保護方法を過去のものにする、とんでもない保護塗料が登場。

© New Atlas/YouTube

生まれたのは、「太陽光に当てると傷が自然治癒する」塗料。

新素材の可逆型のポリマーネットワークを使い、耐久性を確保しつつ光熱染料を活用。光熱染料が吸収する太陽の赤外線が熱エネルギーに変換され、塗料の分子結合が熱に反応して分離し、再結合する仕組み……らしい。

筆者も難しいことはよく分からないけど、とにかくポリマー構造が熱に反応して治るっぽい(笑)

赤外線の熱エネルギーを利用しているため、日差しの強いところであれば30分ほどで完治するという。

納車時に塗っておけば、(太陽光が少ないイギリスみたいな場所じゃない限り)ずっと新車のようなピカピカ状態が続くとしたら……。

革新的すぎて、とんでもないとしか言いようがない。

ところでこの塗料、クルマのために開発されたものだけど、多くの人を運ぶ船舶や航空機といった大型の乗り物にも効果が期待できそうだよね。

ゆくゆくは、スマホ保護にも使われたりして?

「機械がなんでも太陽光で回復する」時代……なんだか、人間というか生物を超えてしまった感じがする。

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