MZ世代は「飲酒」をこう捉える!TikTokトレンド「#damp drinking」について

失恋でやけ酒したり、朝までパーっと飲んだり、飲酒は気分に寄り添ったり、気持ちを明るくしたりするのに手っ取り早い手段。しかし、今、女性を中心に過度な飲酒よりも自分のペースを保った飲酒にシフトする人が増えているらしい。

お酒と健全な関係を築く
「damp drinking」

「damp drinking」トレンドがあるのをご存知だろうか?

そのまま訳すと「湿った飲酒」という意味になるが、これ、マインドフルな飲酒を通じてアルコールとより健康的な関係を築くことを目的としたウェルビーイングの動きのこと。

この言葉の生みの親でありTikTokerのHana Elsonは、『New York Post』の取材に対し「楽しむために飲むのと酔うために飲むのは違う」と主張。過度な飲酒における身体的・精神的被害についても言及した。

だからと言って、飲酒を徹底的に避けるのではなく、自分がどれだけ摂取しているかをより意識することで見えてくるものがあるんだそう。試してみたい方は以下の2つから始めてみることをオススメする。

01.
現在の飲酒習慣を振り返る

なぜお酒を飲むのか、何がきっかけでお酒を飲みたくなるのかを考え、潜在的なトリガーを正確に特定することで、回避または最小限に抑えるための効果的な戦略を考案するのに役立つ。

02.
パーソナライズされた行動計画を作成する

現実的な飲酒制限を自分で設定し、週に何日お酒を飲めるか、毎回何杯飲めるかを定めることで、健康の目標に基づいてパーソナライズされた週間計画を立てられる。

年明け早々の1月に飲酒を徹底的に避ける「dry January」という動きがあるのに対して、「damp drinking」はよりストレスを感じることなく実践可能。無理なく続けられそうだし、何より自分とアルコールの関係を見つめられるなんて、なかなか良さそうじゃない?

Top image: © iStock.com/ViewApart
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