ホテルアメニティの廃容器、カラフルな「玩具」になって蘇る

ホテルにはさまざまなアメニティが備えつけられている。アメニティのこだわりやラインナップの充実も非日常の宿泊体験を生み出してくれるわけだが、当然、それらもいつかは廃棄される日が来る。

大手化粧品メーカー「ポーラ」もまた、ホテルアメニティを手がけているが、廃棄されるそれらの容器をユニークな形で再利用する取り組みをスタートさせた。

廃棄アメニティの容器が
「パズル」に生まれ変わる

©ポーラ

画像のような「リサイクル知育パズル」となって。

ポーラは美容や健康はもちろん、それだけにとらわれない人や社会、地球といったのすべてをケアすることを目指し「We Care More. 世界を変える、心づかいを。」というワードを行動方針として掲げている。同時に、子どもたちの美意識を育む環境づくりにも力を入れているそうで、このプロダクトの完成に至ったというわけ。

テーマは「旅育」──モノにあふれかえった今の時代だからこそ、未来を生きる子どもたちに環境問題について楽しく触れてもらえるものを作りたいとという願いを込めた。

©ポーラ
©ポーラ

パズルの原材料には、廃棄されるシャンプーやコンディショナーの容器を細かく粉砕し再利用。旅先で生まれ変わった新しいモノに出会い、感性を養う美意識と持続可能な社会ついて親子で考える機会を提供している。また、6種の色と形状があるパズルに触れ、さまざまな遊び方を実践することで、子どもたちの感性を刺激し、集中力や思考力、想像力を鍛えてくれることだろう。

それにしても、言われなければかわいらしい色味のパズルがまさかアメニティの容器だったとは思うまい。

Top image: © ポーラ
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。