孤独死を防ぐアプリ「Are You Dead?」が中国で爆発的人気に。安否確認機能に注目集まる

中国の若者の間で、「Are You Dead?」という名のアプリが爆発的な人気を博している。

このアプリのコンセプトはシンプルかつ衝撃的。ユーザーは2日ごとにアプリ上のボタンをクリックして生存を確認する。もし確認が取れない場合、事前に登録された緊急連絡先に通知が送られる仕組みだ。

単身世帯の増加を背景に不安解消のツールとして普及

このアプリは昨年5月にリリースされたが、ここ数週間でダウンロード数が急増し、中国国内の有料アプリランキングでトップに躍り出た。

背景には、中国における単身世帯の増加がある。Global Timesによると、2030年までに中国の単身世帯数は2億に達する可能性があるという。

都会で一人暮らしをする会社員や学生、孤独な生活を送る人々にとって、孤独死への不安を和らげるツールとして受け入れられているようだ。

ネーミングへの賛否と今後の展開

アプリの名前はその直接的な表現ゆえに議論を呼んでおり、「不吉だ」という批判もある一方で、フードデリバリーアプリ「Are You Hungry?(餓了麼)」をもじった言葉遊びとしてキャッチーだと捉える声もある。

開発元のMoonscape Technologiesは、名称変更も検討しているという。

現在、このアプリは有料化されているが、価格は8元(約170円)と手頃だ。創業者は1995年以降生まれの若者たちで、今後は高齢者向けのサービス展開も視野に入れているという。

急速な高齢化が進む中国において、孤独死対策は若者だけでなく社会全体の課題となっており、このアプリへの注目はさらに高まる可能性がある。

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