個人のデータに基づき最適解を問う「世界で最も健康的なスムージー」

米国のヘルスデータプラットフォームを運営するFunction(ファンクション)と、高級スーパーのErewhon(エレウォン)による異色のコラボレーションが実現した模様だ。

2026年2月17日に発表されたのは、健康を固定的な概念ではなく、個人のデータに基づく流動的なものとして定義し直すプロジェクトだという。

データに基づく個別化された健康への問いかけ

160以上の検査項目を提供するファンクションが、エレウォン全店舗で展開するのが『The World's Healthiest Smoothie?』。

2027年2月までの期間限定で店頭に並ぶ本製品には、ファンクションへの入会特典が付随しているとのこと。

容器に付けられたQRタグをスキャンすることで、自身の血液データや詳細なラボテストに基づいた個別の知見を得る機会が用意されたらしい。

プレスリリースによれば、単なる飲料の販売に留まらず、自身の生物学的データに基づいた行動を促すための導線として設計されている。

医療データと医学的知見を反映した20種類の厳選素材

本製品の配合は、ファンクションの共同創設者であるMark Hyman(マーク・ハイマン)医師の監修により決定されたという。

会員の検査データから判明した代謝や心血管の健康課題を解決するため、20種類の目的志向の成分が含まれている様子。

アンデス産のチョチョ豆由来プロテインや、血糖値の安定を助けるシナモン、炎症に配慮したオメガオイルなどが配合されたらしい。

特定の成分を誇張するのではなく、インスリン値やApoBといった具体的な数値指標を改善することを目的とした処方となっている。

100年の健康寿命を目指すテクノロジーの統合

今回の取り組みは、利用者が自らの体質を理解し、主体的な選択を可能にすることを目指した一環だそう。

ファンクションはAIを活用した高度なMRIやCTスキャンの提供も進めており、病気の早期発見と予防を推進する立場。

年間365ドルの会費で高度な医療検査へのアクセスを可能にすることで、従来の健康診断を補完する機能を果たす狙いがあるのかもしれない。

テクノロジーと食を組み合わせたこの試みが、個別化された医療の重要性を広く伝える契機になるはず。自身のデータに基づいた最適な選択こそが、真の健康への近道だと提唱されている様子。

Top image: © Function Health
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。