Z世代の移住先に米フロリダの高齢者向け住宅地が浮上。若年層流入の背景に雇用拡大
米国の引っ越し比較サービスMovingPlaceが公開した「Gen Z Migration Report 2026」によると、Z世代の移住先としてフロリダ州の巨大リタイアメントコミュニティThe Villagesが上位にランクインしたという。
同調査は全米で約1500万件の引っ越しデータを分析したもので、Z世代の移住先として最も人気の郵便番号はミネアポリスの55401だったが、The Villagesが位置する34762が2位に入ったことが注目を集めている。
雇用機会の増加が背景か
Z世代の流入の背景には地域の人口増加と雇用拡大があるとみられる。
米国の統計によると、この地域の都市圏では過去10年間で働き手世代の人口が約19.1%増加し、全米でも最も成長率の高い地域の一つとなっている。
高齢者人口の増加に伴い、医療や介護、建設、サービス業などの分野で労働力需要が拡大しており、若年層にとっては就業機会が生まれていることが移住の要因の一つと考えられる。
法律上は若年層の居住も可能
The Villagesは主に高齢者向け住宅地として知られるが、フロリダ州の制度では住民の最大20%までが18~55歳の居住者であることが認められている。
また、55歳以上の住民と同居する場合には19歳以上の成人が居住できるため、若年層が生活すること自体は制度上問題ないとされている。
Z世代は全米の引っ越しの約2.2%を占めるにとどまるが、その移動は新しい経済成長地域の兆候として注目されることがある。
ランキングにはランキングにはニューヨークやナッシュビル、ビーバートン、マディソンなど多様な都市が並び、雇用機会と比較的手頃な住環境を求める若年層の移動が続いている。
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