米・政府が「同性婚」を新たに6つの州で認める!
アメリカ国内では、同性婚の合法化が進んでいる。
2014年の10月7日、アメリカにおいて新たに6つの州で同性婚が合法化することが決まった。新たに加わったのは、アラスカ、アリゾナ、アイダホ、ノースカロライナ、ウェストバージニア、ワイオミングの6つの州だ。
異性婚と同じ権利を得た!
合法化されることにより、同性婚でも異性婚と同じ法的権利を有するようになった。つまり、今まで受けることが出来なかった社会保障などの制度が適応されるようになったのだ。
これで同性婚が認められたのは35州。アメリカは全部で50の州から成り立っており、合法化した州はすでに過半数を大きく上回っている。
このような流れを作り出したのは、2012年のオバマ大統領による同性婚の支持の表明と、それを支持した国民による大統領の再選が大きいと言われている。
違憲と判断された「結婚防衛法」
アメリカでは同性婚を拒む法律があった。1996年に制定された「結婚防衛法」だ。この法律では、同性婚を婚姻関係とは認めていなかった。しかし、2013年に米最高裁がこの法律を違憲と判断した。
多くのセレブたちも支援している
アメリカの著名人たちにも、同性者を支援している人は多い。
例えば、アーティストのレディー・ガガは、「揺るぎない同性愛者への支援」によって、オーストラリアのシドニー市なら名誉市民の称号を贈られている。また、ハリウッド俳優のブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーも同性婚を支持していることで有名だ。
また、この同性婚の合法化への流れはアメリカだけのことではない。現在、合法化されている国は増えているのだ。
例えば、オランダ・ベルギー・スペイン・ノルウェー・スウェーデン・ポルトガル・アイスランド・デンマーク、フランス。南アフリカ共和国 ・ニュージーランドなど、多くの国々ですでに合法化されているのだ。
Reference:MTV news