ガソリン不要!スマホより短い充電時間で、60km走れる「スマートスクーター」が登場

インドの企業、Ather社が開発を進めているのは、スマホと同じくらいの時間で充電ができ、一度におよそ60kmの距離を走ることができる電動スクーターだ。

しかも、同社が公開している製品機能を見て驚くのは、その充電時間と走行距離だけではない。

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まずはじめに、ハンドルや速度メーターのあるダッシュボードには、Androidをベースとしたプラットフォームが設置される。ユーザーの操作を学習し、パーソナライズされるそうで、マップなども表示できる仕組みだ。

その最高速度も時速75kmと速い。2015年現在、日本国内で発売されている電動バイクの場合、およそ50kmほどが限界という点を考えれば、大きな変化と言える。

リチウムイオン電池を使用し、寿命は5年から6年以上と長持ちだ。これまで課題だったバッテリーの重量もたったの15kgになるなど大幅な軽量化を実現している。

1時間で80%充電可能
1度に60km走れる

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これまでも「スマートスクーター」と呼ばれる電動バイクはいくつかのモデルが発表されている。しかし、一度に走行できる距離は30kmから40kmというのが相場。充電時間には6時間以上要することも当たり前だった。

そんな中発表された「S340」のスペックは、たった1時間で80%の充電を可能にし、1度の充電で60kmの長距離走行ができる。最高速度も75kmと充分だ。

製品化の予定は、2016年の上半期を予定している。更なるアップデートを待つ段階だが、これほど気軽に充電できて、長距離を走るに耐えうるスクーターとあれば、期待が大きく集まるのも当然だろう。価格の設定なども含め、WEBサイトの更新情報はこまめにチェックしておいたほうがいいかもしれない。

Licensed material used with permission by Ather

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。