レシートには、有害な「環境ホルモン」がべっとり着いていた・・・

生物医学研究サイト「GreenMedinfo」の創設者Sayer Ji氏は、こう断言します。「レジで受け取るレシートは有害物質が含まれている」。きちんとレシートを保管して、財政管理するのはいいかもしれません。でも、健康面から考えると、必ずしもそうとは限らないのかも。
Ji氏の記事を紹介しましょう。

その正体は、合成化学物質

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料金を支払う際に「レシートは要りますか?」と聞かれて、あなたはもらうタイプですか?一般的にお釣りとともに渡されるレシートですが、よほど必要なことでもない限り、受け取りを拒否したほうがいいかもしれません。なぜなら、レシートには環境ホルモンの一種「ビスフェノールA」がべっとり付着しているのだから。
このビスフェノールAの出自は、熱で紙媒体に印字されるサーマルプリンター。ここから印字されたレシートを直接手で触ることは、たとえるならガソリンやシンナーを素手で扱っているようなもの。なんら変わりがないのです。

ビスフェノールAとは、空気中に放出された、残留性有機塩素化合物などの合成化学物質の一種。人間のホルモンに作用し、「撹乱を起こす可能性がある」ことが解明し、近年、医学において「環境ホルモン問題」として、安全性が疑問視されています。
もちろん、レシートに触れる機会なんて、1日のうちにあっても数回。ですが、レジ係をしている人だったら?長時間に渡って、知らぬ間に、何度も何度もビスフェノールAと接触していることになります。
これが、私がレシートを断る理由でもあります。でも、レジ係の人たちはなぜ、私が拒否しているのか理解する訳もなく、さらには「有害な化学物質を拡散している」という事実を理解していません。

健康被害が避けられない?
環境ホルモンの恐怖

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現在、サーマルプリンター出力のレシートが人体にもたらす危険性が、すべて証明された訳ではありません。ですが、「50歳以上の人々の健康面への悪影響は避けられない」という意見も。たとえば神経毒性、心臓毒性化学物質、さらには発ガン性物質を生み出し、人体を汚染していく経路のひとつにビスフェノールAがなり得る危険性があると、ニューヨーク州立大学による研究結果が示しています。
また、注意しなければならないのは、買い物のレシートだけではありません。航空券や、ATMの領収書、紙幣に至るまで。すなわち、私たちが日々の生活の中で手にするもののほとんどに、ビスフェノールAの危険性が潜んでいる訳です。

殺菌・消毒のはずが
手にはべっとり…

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日頃、どのくらい私たちが「環境ホルモン」を吸収してしまっているのかを知る手がかりがあります。そのひとつとして、ビスフェノール吸収を懸念する声が、石油由来の成分を現在でも多く製品に使用しているスキンケア市場において、その毒性や肌に与える影響などが、大きな関心ごととなっていることからも分かります。
たとえば2014年、オープンアクセスの学術雑誌「PLoS」に発表された「熱レシートおよび消毒剤付着の手による摂食における、血清の活性化および尿中のビスフェノール値」を調査する研究において、驚きの結果が報告されました。手を殺菌するはずの洗浄剤などからも、ビスフェノールAのように脂溶性化合物の吸収を増加させる物質が検出されたからです。

さらに不安にさせることは、3歳〜15歳までの健康な児童のうち、およそ93%にビスフェノールAが検出されたことが判明。サーマルプリンターによるレシートに直接関係なくとも、環境ホルモン汚染問題が深刻化しつつある現状が、次第に明らかになってきました。あとは、あなたがどう考えるか?ということになります。

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