木からぶら下がる「テント」は、新しいキャンプのかたちになる?

普通のキャンプでは、もはや満足できないキャンパー、アウトドア好きの人たちにおすすめしたい宿泊施設がこちら。まるで“エクストリームスポーツ”のようなこのテント、設置場所が…ええっ、木の上?

木に吊るしたテントで過ごす
エクストリームキャンプ

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ここはドイツ、バイエルン州プフロンテンにある「Waldseilgarten Mountain Resort」というリゾート施設。大自然の地形を活かしたスリル満天のアクティビティと、他では体験できないテント泊で、欧米のアウトドア愛好家を中心に人気を集めています。
海抜約800メートルのプフロンテンから、さらに山を登った先にあるのがこの施設。標高は優に2,000メートルを超える山頂付近。そこに生える大木の枝に吊るされたのがこのテントです。

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まずもって、高所恐怖症の人には絶対に向きません。なにせ、木の枝に吊るされた状態で、一夜を過ごす訳だから。
もちろん、地面の上に設置するテントとは種類も異なります。こちらは断崖絶壁を登るロッククライマーが、仮眠をとったり休憩をするために設計された「ポータレッジ」と呼ばれるもの。
クライマーの寝床に比べれば、いくらかこちらはマイルドですが、それにしたって空中で一晩、ぶら下がりながら寝るというのは、果たしてどんな心地なのでしょうね?

各テントは、しっかりとプライバシーが保たれる距離に吊るしてあるので安心。スリル満天だけど、カップルで一夜を共にすれば、満天の星空も、燃えるような朝焼けも二人だけのもの。間違いなく絆が深まり、今まで以上に二人の仲も急接近!?

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さて、もっとスリルを求める人には、こんなプランも用意されています。こちらは本気モード全開のポータレッジキャンピング。高所に“免疫”のある勇敢な人におすすめです。それにしても、こんな状況で人間はぐっすり眠れるものなの?

Licensed material used with permission by waldseilgarten-hoellschlucht

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。