ゴロゴロしながら読んで欲しい「読むヨガ本」。心が落ち着く5つのメッセージ
最近しんどいなと感じるなら、いったん立ち止まり、身の回りにある小さなことに目を向けましょう。『じっせん こころのヨーガ』から紹介するのは、週末にできるこころとからだのリセット法です。
散歩をして
からだをリフレッシュ
気持ちのよい時間帯に
気持ちのよい道を選んで散歩します。
そのとき、吐く息を長くするように意識しながら歩きます。
からだは人生を目的地に運んでいってくれる車です。
メンテナンスが行き届いた、燃費のいい車がいいように
からだもきちんと動けるように
日頃からメンテナンスしておきます。
(p74「散歩する」)
着ない服を処分して
クローゼットをきれいに
クローゼットの中は着ない古い服でいっぱいです。
とりあえずとっておくのはなぜでしょう?
手放すのが不安だから。なんとなく。もったいなくて。
捨てるのが面倒くさい。と、いろいろ理由は考えられますが
それは古い価値を、古い感情を
古いルールを変えられないのと同じです。
だからクローゼットはまるで服の墓場と化し
こころも改革の一歩が踏み出せないのです。
着ない古い服を手放し、古い自分を整理します。
(p44「整理する」)
お香をたいて
気持ちを落ち着かせる
精神を沈静化するために
部屋に沈香をたくのはどうでしょうか?
自分のこころが安らぐ
部屋の環境が浄化されるような
香りのお香を選びます。
その選ぶときの気持ちが大切です。
体調のよいときに選びます。
環境が神聖なヴァイブレーションで満ちると
からだとこころの重たさやだるさから解放されるのです。(p54「お香をたく」)
こころの状態に
照らし合せながら読書する
精神性を高めるための読書は
進んでいく道のナビゲーターの役割をしてくれます。
こころのヨーガのじっせんの途中で起こりうる
いろいろな変化に対して、こころの準備ができるように
適切なアドバイスを与えてくれます。
「深く読む」という行為。
自分のこころの状態にも照らし合わせながら
一文にじっくり、ゆっくりとりくみます。
何度も読み返し、思索します。
(p64「読書する」)
神殿に捧げる気持ちで
部屋に花を飾る
神殿やお仏壇に花を供えるように
掃除の行き届いた部屋に花を生けます。
清浄で環境を浄化してくれるような
こころを落ちつかせてくれる花を
感覚の楽しみのためではなく
神殿に捧げる気持ちで選びます。
(p48「花を飾る」)
『じっせん こころのヨーガ』
コンテンツ提供元:アノニマ・スタジオ
大学院で仏教学、インド哲学を学ぶ。インドのヨーガ道場やインドヨーガ大学でヨーガを学び、ヨーガ歴30年以上。東京・神奈川でヨーガを指導する。『じっせん こころのヨーガ』は読むだけでヨガ効果が得られ、普段の生活でもカンタンに実践できる「読むヨガ本」。自分の身ひとつで、静かに坐り、呼吸をととのえて、心を落ち着かせるシンプルな方法が書かれている。