「自然の中で過ごすと穏やかになれる」は本当だった!?(研究結果)

「緑や自然の中に身を置くと、なんだか穏やかな気持ちになるな〜」。そんな感覚は、多くの人が体験値として持っているでしょう。「HIGHER PERSPECTIVE」の記事によると、科学者たちは、その「なんだか穏やか」を数値化しようと研究を進めているそうです。

寛容さや信頼感が向上!?

カリフォルニア大学バークレー校の研究によると、自然の中で過ごすことは、科学的に「信頼感」「寛容さ」「無私無欲」などの感情を促進するといいます。

実験のひとつを紹介しましょう。テーマは「被災した日本に送る折り鶴を作ること」だったそうですが、美しい植物に囲まれた環境で取り組んだ参加者のほうが、そうではない参加者よりも意欲的で、制作した数も多かったとのこと。

つまり、あまり美しいとは言えない人工的なオフィスビルやショッピングモールを歩くより、たとえ街の中でも木々や小鳥を見つけたほうが健康的で生産的な生活を送れるということだとか。「自然は体にいい」というのは何十年も前から言われきたことですが、改めて科学の力が証明してくれました。

ぜひ身近なデスクには緑を置き、休日はアウトドアに出かけてみては?

Licensed material used with permission by HIGHER PERSPECTIVE
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。