なんでよく「蚊」に刺されるの?

夏の楽しい思い出とともに付いて回るのが「蚊」の存在です。キャンプに行ってもフェスに行っても、なんだか知らないけど、自分ばかり刺される……。そんな人はいませんか?

旅好き女性ライター、レベッカ・エンディコットさんが「Little Things」にまとめた記事を紹介しましょう。

01.
汗っかき

服についた汗をそのままにしておくと、バクテリアが発生します。このバクテリアの匂いが、蚊を引き寄せてしまうのです。

汗をかいた直後はそれほど影響しないので、できるだけ早めに着替えるようにしましょう。

02.
夕方に出歩くのが好き

蚊には、昼行性と夜行性がいます。しかし夕方は温度も湿度もちょうどよく、この両方の蚊が活動しているため、もっとも刺されやすい時間帯なのです。

夕方の時間帯に屋外を出歩くときは、虫よけスプレーなどでしっかり対策しましょう。

03.
呼吸が荒く
お酒好き

蚊は「二酸化炭素」が大好きです。人の吐く息には二酸化炭素がたくさん含まれているので、運動後などでたくさん呼吸をしていると、蚊が寄ってきやすくなります。

また、お酒を飲んだあとも息中の二酸化炭素が増えるため、注意が必要です。

04.
動きが活発

目には見えませんが、体を動かすと周りの空気も一緒に動いています。蚊はこの動きを敏感に察知して、獲物の場所を感じ取っているのです。

蚊の多そうな場所では、腕や足を大きく動かすような動きは控えましょう。もし蚊を見かけたら、体の動きを止めてみるのもありかも。

05.
残念ながら…遺伝

遺伝的に刺されやすい体質の人もいます。発汗時にコレステロールを排出しやすい遺伝子を持っている人は蚊に刺されやすいという、WebMDによる研究結果もあります。

これは遺伝の問題なので、残念ながら有効な対策はありません。心あたりのある人は、より一層注意しましょう。

06.
ビタミンB1が不足

1960年代に行われた研究によると、ビタミンB1(チアミン)が血中に多く含まれていると、蚊が近寄りにくくなるそうです。

ビタミンB1は豚肉や大豆に多く含まれています。これらを積極的に食事にとりいれるか、サプリメントで補いましょう。

07.
人ごみの中にいる

体温、吐く息に含まれる二酸化炭素、そしてたくさんの汗…。人ごみには蚊を引き寄せる要素がたくさんあります。

もしどうしても人がたくさんいる場所を避けられない場合、できるだけ内側に行くようにしましょう。蚊は人の輪の外側から優先的に刺していく傾向があります。

Licensed material used with permission by littlethings.com
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