イタリア人の固くなってしまったパンの活用術が秀逸すぎる
乾燥して固くなってしまったバゲットをどうするべきか、こんな検索をした経験ありませんか。イタリアの家庭料理から、固くなったパンのステキな活用術を紹介します。これ一皿で栄養バランスのとれた一品ができますよ。
固くなったパンがサラダに?
これがイタリア母の知恵
イタリアマンマの知恵と工夫から生まれた「パンツァネッラ」という料理があります。舌をかみそうな名前ですが、これはパンをサラダにして食す料理。と聞いてクルトンを想像した人は残念、はずれ。
新鮮なパンよりもカチカチに乾いてしまったパンの方がおいしくなるのがこの料理。わざわざ固くなるまで放置することもあるんだとか。だけど、実際の食感はふんわりしっとり。いったいナゼでしょう。
たっぷりじっくり
水分を浸透させるから
答えはそのつくりかたにあります。パンツァネッラはまず、固くなったパンを水に浸すところから始まります。冷蔵庫で数時間浸してから絞り、大きめのひと口サイズに切りましょう。食べやすい大きさに切ったお好みの野菜と合わせ、オリーブオイル、レモン汁、塩、こしょうで和えてできあがり。
これだけで十分ボリュームあるヘルシーな一皿に。今回はバゲットを使っていますが、食パンなどほかのパンでもOK。次回、固くなったら迷わずに!