野良ネコの寿命は飼いネコの4分の1…。知らなかった「いきもの」の寿命

わたしたちが知ってるようで知らない、生き物の生態。当然ですが、あのハムスターでさえ、意外な生き方をしているのです。

あらゆるものの寿命が掲載されている、いろは出版編著の『寿命図鑑』。その中から、生き物の寿命と、意外な生態エピソードをご紹介します。

お父さんに二度と会えない
「ゴールデンハムスター」の寿命

ハムスターの寿命は2〜3年。子どもをつくるときだけ、くんくんとにおいをかいで、お気に入りの異性をさがすんだ。でも、子どもができたらすぐにバイバイ。お父さんと会うことは二度とないよ。

同じネズミ科でもハツカネズミの寿命はたったの1年…。小さな動物ほど心臓の音が早いから、その分、早く死ぬんだ。

「野良ネコ」の寿命は
飼いネコのたった4分の1

夜ににゃ〜にゃ〜鳴いたり、勝手に庭に入ってきたり、人を悩ませる存在である野良ネコの寿命は、なんと5年。ごはんをさがしたり、寒い冬を乗り越えたり。きびしい生活をしているから、寿命が約20年の飼いネコほど、長く生きられないんだ。

ちなみに飼いイヌの寿命は8〜15年。ネコと同じようにペットとして飼われているのに、飼いネコと比べて短いのはびっくり。

はやく産まれたもの勝ち
「ホホジロザメ」の寿命

ホホジロザメの寿命は70年。赤ちゃんは、お母さんのおなかの中にいるあいだに卵から出てきて、まだ産まれてない卵を食べちゃうんだ。そうやって、生き残った赤ちゃんだけが、おなかの中で成長して産まれてくるんだよ。

ホホジロザメの天敵であるシャチも寿命は同じくらいで50〜100年。生まれてから死ぬまで群れで生きていくけど、数が増えすぎると仲間を引き離して数の調整をするんだ。海の生き物はきびしい環境で生きているんだね。

「サンゴ」の寿命は
おどろきの…

海の底でゆらゆら揺れるサンゴは植物のように見えるけど、じつはクラゲやイソギンチャクの仲間なんだよ。寿命はなんと5年〜数世紀。さまざまな生き物たちのおうちや卵を産む場所になっていて、たくさんの命をささえているよ。台風や温暖化で、環境が悪くなると死んでしまうけど、長くて数世紀も生きられるだなんて驚きだね。

それに比べてミズクラゲの寿命は1〜2年。出産するとオスもメスも死んでしまうから。同じ仲間なのにこんなにも寿命がちがうんだね。