もうすぐ紅葉の季節!おすすめは、ズバリこの3ヶ所
関東以南の人たちにとっては、ちょっぴり気が早い? いえいえ、そろそろ東北方面は紅葉の時期です。
というわけで、紅葉スポットをまとめました。
紹介するのは3箇所のみ。全国に数えきれないほどの名所があることを考えると、数は少ないです。が、その分厳選しています。
セレクト基準は「ただ美しいだけじゃない!」です。
モサモサが広がる
「かわいい紅葉」
「かわいい紅葉」
【茨城県・ひたち海浜公園・10月上旬〜10月中旬が見頃】
なんだかコミカルで、「美しい!」というよりも「かわいい!」と形容したくなるのは、コキアという植物の紅葉風景。日本ではホウキグサとも呼ばれていて、その名の通り、昔はこれでほうきを作っていたのだとか。モサモサしてますもんね。
近年注目度が高まっているので、インスタなど見かけたことがある人もいるかもしれませんね。
コキアの紅葉のポイントは、樹木ではないため、背が低いこと。見晴らしがいいため、写真のように青空とのコントラストが魅力です。つまりは、開放感ある紅葉狩りが楽しめるってこと!
全国にはいくつかコキアの名所がありますが、赤く色づいたコキアを堪能するなら茨城県の国営ひたち海浜公園がオススメ。
海の近くというロケーションで、見晴らし抜群(コキアは潮風に強いんですって)。都心から日帰りで行けちゃうっていう手軽さもうれしいポイントです。
日本のウユニ塩湖!?もうひとつの赤い世界
【青森県・蔦沼・10月中旬〜10月下旬が見頃】
絶景ブームのなか、海外のみならず日本の風景もあらためて注目を集めています。
青森県の十和田八幡平国立公園内にある蔦沼もそのひとつ。気候条件が揃った朝焼け時には、森の紅葉に加えて、水面にうつし出されるその姿は、世界的な絶景スポット、ウユニ塩湖に例えられることも。
もちろん、蔦沼は素晴らしいのですが、関東から見に行くのであれば、周辺スポットも一緒に堪能したいところです。近くには、鏡沼・月沼・長沼・菅沼・瓢箪沼とそれぞれに風光明媚なスポットが点在。これらの沼を巡るのもアリです。さらに蔦温泉もあり、秋の旅行先としてはベストな要素が揃ってます。
そう、蔦沼の「美しいだけじゃない」ポイントは、蔦沼の紅葉だけでなく、周囲の名勝地や温泉などをトータルで楽しめるところにあるんです!
ライトアップにクルーズまで贅沢な紅葉狩りを!
【宮城県・松島・10月下旬〜11月中旬が見頃】
定番ですよね、宮城県の松島。
なんといっても日本三景のひとつに数えられる景勝地です。紅葉の美しさは言わずもがな。ですが、ここで選んだ理由は「エンタメ感」にあります。
毎年、10月下旬〜11月下旬のシーズンにかけて「松島紅葉ライトアップ」なるイベントが開催され、円通院庭園を中心にライトアップされた紅葉が楽しめます……と、これだけなら「京都なんかでもライトアップイベントはあるよね」となりそうですが、松島はそれだけじゃないんです!
松島の風景の魅力は、海に浮かぶ島々です。
そんな自然を活かして、ライトアップされた紅葉を海から眺めるナイトクルーズなども実施されており、イベントが盛り沢山。わざわざ足を運ぶ価値のある紅葉スポットです。
紅葉狩りは列車で!
移動手段は数あれど、紅葉狩りとなれば列車がベスト。
シーズンでも渋滞がなく、スケジュール通りに移動ができるし、路線によっては徐々に色づいていく景色を眺めることもできます。
この秋のお出かけ先に迷ったら、下のボタンからチェックしてみて!