タクシー運転手から学ぶ 「お金」と「時間」の使い方

人間は学ぼうと思えば何からでも学ぶことができるし、思わなければどんな教訓だって「馬の耳に念仏」になるでしょう。

経営コンサルタントの小宮一慶さんは全国津々浦々、あちこちの会社を訪れる際に乗る「タクシー」にこそ、人生の教訓があふれていると言います。一体どういうことなのでしょうか?小宮さんの著書『人生と経営はタクシー運転手が教えてくれる』から、興味深いエピソードを紹介しましょう。

幸せな家庭を築くためには
「お金」よりも「時間」が大事

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仕事がらタクシーに乗る機会が多い小宮さんは、さまざまな運転手さんと話すうち、「離婚を経験している方が多い」という印象を持ったそうです。それをきっかけに離婚件数を調べてみると、2002年をピークに減少傾向にありますが、それでも2012年には約33万5,000組が離婚しているそうです。

では、なぜ離婚件数がこんなにも増えているのか。小宮さんが考えるに、女性が社会進出しやすい環境が整ったこと(離婚しても女性ひとりで生計を立てられる)に加え、「晩婚化」が要因のひとつにあるのではないかと推察しています。

つまり、いまは自分の生活スタイルがある程度固まる30代になってから結婚する人が多く、それが一般的になっています。彼らはお互いの生活スタイルがありながら、結婚によってそれが変更せざるをえないのですが、結婚してすぐには我慢できても、徐々に自分の生活スタイルに戻っていってしまう人が多いのではないかというのです。そして生活スタイルの差異が大きくなり、すれ違いが大きくなれば、離婚という結果になるのではないでしょうか。

要するに、生活スタイルという「時間の使い方」が、離婚につながっているということです。

小宮さんの師匠の藤本邦幸先生がよく言われていた言葉に「お金も時間も使うものだ」というものがあります。出し惜しみするなという意味に加え、「お金も時間も“どう使うか”が大事」だということです。さらに噛み砕けば、「お金は失っても頑張ればある程度取り戻すことができるが、時間は取り戻せない」ということ。

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そう、時間は有限なのです。

離婚せずに幸せな家庭を築きたいと考えるなら、パートナーや子どもたちのために自分の限られた時間を使うことです。子どもが小さいときの「あのときに戻れたら」と思っても、もう戻ることはできません。

1日24時間、1年8,760時間という限られた時間を、自分は大切に使えているか。常に振り返り、見直してみるのも良いと思います。

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