日本の「包む文化」と、ドイツの「ミニマリズム」を融合させたギフトボックス
贈り物の中身にも負けず劣らず大事なのが、ラッピング。丁寧に、しかもセンス良く包まれたプレゼントを開けるのはワクワクするものですし、その中に入っているものもさらに素敵に見えてきますよね。
でも、自分できれいにラッピングするのはなかなか大変な作業です。そんなとき、このギフトボックスが活躍してくれそうです。
ドイツのデザイナーが
日本文化に影響を受けて…
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このパッケージブランド「Wrappu」を立ち上げたのは、ドイツ・ミュンヘンに拠点を置くデザイナー、Micha KumpfとNgaire Wex。ブランド名の「Wrappu」というのは、英語の「Wrap」と日本語の「ラップ(rappu)」を組み合わせた名前。
何度も旅行で訪れるほど日本が好きで、とくにそのラッピング文化をリスペクトしているため、このようなネーミングになったのだとか。
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日本の「包む」文化
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日本は、贈り物を丁寧に包んで相手に敬意を表す文化が根付いています。日本人にとっては当たり前なのであまり意識しないかもしれませんが、のし袋やご祝儀袋、ふくさなどの文化は、海外ではあまり見られません。いろいろなものを包むことができる「ふろしき」も海外からは驚きを持って見られることも多いですし、さらに言ってしまえば和服も身体を「包む」という感覚がありますよね。
Wrappuは、組み立てる過程が「折り紙」のようなところも含めて、日本文化にインスパイアされていることが伝わってきます。
ドイツらしい
環境に優しいミニマルデザイン
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とはいえ、デザインは日本風ということもなく、ミニマルでスタイリッシュなドイツらしさを反映したもの。さらに、プリントに使われているのは再生エネルギーで、配送料も極力抑えられるようにデザインされているなど、環境への配慮も意識しているとのこと。
パッケージに思いを込める日本文化と、シンプルで機能的なものにこだわるドイツらしさの融合だと言えるかもしれませんね。