「オーガズムの演技」について、2,000人に調査してみたら…
たとえ、愛するパートナーとのセックスでも、疲れていたり、乗り気になれない日もある。「早く終わらないかな…」なんて。
そんなとき、つい「イったふり」をしたことがある、という人も多いのでは?ヨーロッパとアメリカで、合計2,000人の男女を対象にした調査結果を見てみましょう。
「イったふり」
女性68%・男性27%
女性の68%が「オーガズムのふり」をした経験があると回答する一方、男性は27%とかなり少なめ。ちなみに、ヘテロセクシャル(異性愛者)、バイセクシャル(両性愛者)、ホモセクシャル(同性愛者)で分けて見ても、女性のほうが多い、ということに変わりありませんでした。
ヘテロセクシャル68%、バイセクシャル67%、ホモセクシャル59%と、ヘテロセクシャルの女性が最も多いという結果にはなりましたが、それほど大きな差はないと言えます。
しかし男性を見てみると、ヘテロセクシャル25%、バイセクシャルの34%しか「オーガズム」の経験がありません。ただ、ホモセクシャルの場合は48%と差が出る結果に。
ところで、
本当に「イった」経験は?
セックスのとき「毎回オーガズムに達する」という男性は44%なのに対して、女性は9%と、その差は約5倍。
ちなみに、男性の70%が「イッたふりなんて、一度もしたことがない」のに対して、女性は32%。
男性のほうが状況的に分かりやすいので「ふり」をしない、ということもあるのでしょうか。
アメリカと
ヨーロッパでの違いは?
同じ質問をアメリカ人、ヨーロッパ人にしたところ、アメリカ人は53%が「Yes」と答えたのに対して、ヨーロッパ人は36%でした。アメリカ人のほうが「ふり」が多いのはちょっと意外かも…。
ちなみに「パートナーのベッドでのテクニックは?」という質問の答えもおもしろいです。
アメリカ人は27%が「平均以上」、同じく27%が「平均的」、46%が「平均以下」と不満が強し。
ヨーロッパ人は40%が「平均以上」、25%が「平均的」、35%が「平均以下」と満足度 が高し。
これを踏まえると、「イったふり」はテクニックの問題に紐づいているのかも!?
「ふり」をしたのは
どんな状況?
アンケートを見ると、付き合いが長くなった男女のほうが「ふり」をすることが多くなるようです。およそ31%の人が、長い付き合いだとセックスの満足度が下がり、「ふり」を。
ちなみに、女性が「ふり」をするのは相手を傷つけないためであることが多いようですが、男性は「一夜限り」のときに多いようです。
ただし、男女ともに結婚後は「ふり」が減っていきます。永遠を誓ったパートナーには性的にも満足しているためか、もしくは結婚したらもう「ふり」をする必要もなくなるということでしょうか…。
「ふり」をしたとき
パートナーにどう思う?
「なんとも思わない」というのが女性では48%、男性では54%。「恥ずかしい」と答えたのは女性4.7%なのに対して、男性は9%とやや多め。
そして、25%の女性は自分の「ふり」について「感謝に値すると思う」と答えていて、7%が「ふりをしなきゃいけないことにうんざりしている」とも回答。
「演技」だとバレたとき…
どうする?
相手が「ふり」だと分かったときの反応は、男女で異なるようです。
31%の女性は、演技だとバレたあと「パートナーがもっと頑張るようになった」とか。でも、28%の女性は「パートナーがうんざりしたり、恥ずかしがったりした」と。
男性の場合は、21%が「ケンカに発展した」という結果に…。そして15%は、それがきっかけで別れてしまったのだとか。
バレたあとも
まだ「演技」を続けた?
この質問には、女性の60%、男性の27%が「Yes」。