たった2mmしか改良してないけど、もうワインはこぼさない!
ワインを注ぐときに、イヤなこと。それは垂れること。テーブルクロスや洋服を汚しかねないから慎重にやるけど、やっぱり垂れちゃう。しかも、ワインの染み抜きって時間が経ってからやるとなかなか取れないし…。
だから、ペーパーナプキンを注ぎ口に結ぶけど、家で飲むときにはさすがに面倒くさい。かといって、家ではソムリエのようにトーションを持ちながら注ぐことなんて絶対にしない。専用の漏斗みたいなものもあるけど、お金がかかる…。
今まで気づかなかった
地味な改善点
でももう大丈夫。そのような悩みがなくなるかもしれません。
「Brandeis University」の生物物理学者Daniel Perlmanさんは、ワインボトル自体に2mmの溝を入れることで、煩わしい水滴の垂れを防止することに成功。
彼は、3年もの間、ワインの注がれる瞬間をスローモーションで研究していたのだとか。そして導き出した結果が「1mmの深さの2mmの溝」。
そして、彼はこう言います。
「どうしても、ボトルそのものを変えたかったんだ。アクセサリーを買うことに余分なコストと労力をかけて欲しくないからね」
1800年代から同じ形だと言われるワインボトル。約200年間、ちょっとした手間をかけていました。彼はボトルの製造元と話を進め、このデザインを取り入れるように交渉中。
地味だけど、これからワインを注ぐときには余分なものを汚す必要がなくなるかもしれません。
Licensed material used with permission by Brandeis University