「雲のような目玉焼き」は一度で二度おいしい。
エッグベネディクトにエッグスラット、卵を使った料理が次から次に登場するけれど、この“変わり目玉焼き”もかなりのクセモノ。
昨春、彗星のごとくInstagramに登場し、全米を騒がせ(はちょいと大げさ?)日本でも紹介された、あの「エッグインクラウド」が、今になって再熱。まるでデジャヴなこの感覚、でも海外のInstagramは昨年にも増して大にぎわいです。
極上の“ふわとろ”に
食べる前から悩殺されるっ
白いわた雲の中に浮かぶ卵の黄身、その見た目を称して「エッグインクラウド(今年はどうやらCloud Eggと呼ぶみたい)」。いやぁ、じつにうまいネーミング。
で、今年はどうやらイギリスでもこれがブームのようで、BBCでもその人気ぶりとレシピを紹介するくらい。インスタ映えする料理のことをイギリスでは「grammable(グラマブル)」と表現するそうですが、このクラウドエッグはその典型。しかも卵1つで、つくり方も簡単でこれならできそう!と、SNSを中心に広まっていったんじゃないかと。
ひと手間かけてでも
気分がアガる朝食をどうぞ!
実際に自分でつくってみると分かるんですが、意外にこの“ふわとろ”がムズカシイ。最初は黄身に火が入りすぎちゃったり、黒焦げの雲ができたり。だから、うまく行った朝は間違いなくアガります(キッパリ!)。
最高のふわとろをどうぞ。
<つくり方>
①卵を割って黄身と白身を分け、泡立て器で白身をひたすら泡立てメレンゲ状にします。
②ツノが立つくらいに泡立ったら、お好みでパルメザンチーズを適量混ぜます。
③耐熱皿やバットにふわふわの白身をのせて、中心にかるくくぼみをつくり、そこに黄身を落として220℃に熱したオーブンで4分ほど焼いていきます(オーブントースターでもOK)。