鶏肉の皮がニガテな人のためのパリパリ調理術

鶏肉は好きなんだけど、ぶよぶよの皮だけは苦手という人、結構いますよね。皮だけはがしちゃうとか。

ならばパリパリすればどうでしょう。チキンソテーの皮をもうパリッパリにするテクニックを伝授します。特別な道具なんて要りませんよ。

パリッパリを存分に

のまえに、そもそもなんでパリパリにしたいんだっけ?をもうちょっとだけ因数分解していきましょう。鶏肉の余分な脂が出ていくことでパリパリの食感に仕上がるわけですが、このとき同時に脂のしつこさも程よく消え、口残りがさらっとした鶏肉に仕上がるのです。

この方法で作る料理でおすすめなのが、「油淋鶏」や「鶏の照り焼き」。いずれもパリッとした食感と、水分たっぷりの肉身とのコントラストが身上です。

では、肝心の作りかた。

鶏肉の皮目を下にしてアルミホイルを上にのせたら、その上に水を入れたお鍋をのせて弱火で加熱するだけ!

<材料>
鶏モモ肉:1枚
塩:適量
サラダ油適量

<作りかた>
まず、鶏もも肉の余分な脂肪を取り除き、厚い部分は包丁で均等な厚さになるように開きます。皮目を上にして、フォークで穴を開けたら、塩を振ります。サラダ油をひいたフライパンに、塩をふった鶏もも肉を置きます。肉の上にアルミホイルをのせて、その上に重しとして水を入れた鍋などを乗せ、中火で鶏を平たく焼きます。焼ける音がし始めたら、弱火にし8分~10分焼きます。鍋とアルミホイルを外し鶏を裏返し2分中火で焼きます。取り出し、そのまま肉汁がおちつくまで5分ほど置いたら、食べやすい大きさに切り分けて召し上がれ。

ポイントは弱火でじっくり8分〜10分かけて焼くこと。強火で肉を焼くと、水分と、それに伴ってうま味が流出しやすくなってしまいます。焦らず、弱火でじっくりと調理してください。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。