いざという時に役立つ「ツールペン」。
僕がクリエイティブディレクターを務めているクラウドファンディングサイト『Makuake』で、今まさに話題となっているペンです。
名前は「mininch」。
コレ、ライティングツールではなく、ペン型マルチツールです。
仕組みはロケット鉛筆を想像してもらうとわかりやすいかも。
ペン本体にプラス、マイナス、スクエアといったドライバービットが収納できるようになっており、背面からビットを押し込むことでビットを変えられるようになっています。
クリップ付きのほうは「ツールペンミニ」。22のビットがセットになっており、ペン本体には5つを収納できます。
六角形のほうは「ツールペン」。こちらは16ビットがセットで、本体には6ビットが入ります。
わかりやすく言えばペン型でモバイル性を高めた工具ですね。
だけど、この〈mininch〉はそれだけは語れません。
僕はまずアルミの削りだしの美しさに惚れました。
そして、手にしてみると、ズシリと重い。プラスチック製のペンにはない、金属のひんやりとした感触もリッチです。キャップの開閉時の“カチャッ”という音も気持ちいい。
ぶっちゃけ普段からペンケースに入れたり、胸ポケットにさして持ち歩いても、僕の生活の中では使うことはほとんどありません。でも、「いざという時に役立つ!」と言い訳しながら、結局持ち歩いています。
シンプルにプロダクトとしてカッコイイんですよね〜。
この感じ。
男性なら共感してくれると思います。
北原成憲/Makuake クリエイティブディレクター
日本最大のクラウドファンディングサービス「Makuake」にて、クリエイティブディレクターとして主に大手企業のクラウドファンディングプロジェクトをサポート。福岡県久留米市で60年以上続く板金加工工場に生まれ、小さい頃からモノづくりに興味を持つ。
今、僕らがリアルに使っているもの、使えるもの。『ビー』の記事は、毎日1本公開中です。