かしこい「ARメジャー」アプリ。カメラでなぞってどこでも計測
ゲームやアプリケーションにおいて、拡張現実(AR)の可能性は広がりつつあります。これもまた、AR体験があってこそ生まれた便利ツール。スマホのカメラ機能を利用して、現実のモノのサイズを計測するというアイデアです。
カメラでなぞるだけの
ヴァーチャル計測
「AR Measure」は、スマホ1台でいつ、どんなものでも採寸できるヴァーチャルメジャー。カメラに映る測定したいモノの始点をタップし、そのまま終点までカメラを移動させていくことで、画面上にARで再現されたメジャーがどんどん伸びていきます。
ホームセンターで購入できるような、ごく一般的なメジャーには、長いものだと5mを超えるものもあります。まあ、これだけあればたいていのものは計測可能。でも、経験あるでしょうが、始点を誰かに持っておいてもらわないと、一人ではズレてしまって意外に面倒。
その点こちらはクリックひとつ。自分が動きながら対象物の長さを測れるというメリットも。実際には、カメラと対象物の距離や角度もあるだろうから、正確に計測するならば、ピタッとしたほうが良いのでしょうが、アプリだというと手軽さがいいんじゃないかと。
たしかに、カメラと連動させて寸法を測るメジャータイプのアプリは、これまでにも登場しています。だけどARと連動することで、より視覚的に距離感がつかみやすいと思いませんか。
AR新時代に合わせ
2017年秋以降ローンチ予定
現在、試作段階のAR Measure、この秋Appleよりリリース予定のiOS11に合わせてアプリもローンチするのだとか。E-mail登録でデビューをお知らせしてくれるそうですよ。