もしも「THE NEW YORKER」を東京に置き換えたら。

1925年から発行されている文芸誌「THE NEW YORKER」。

ニューヨークにスポットを当てた記事を掲載しつつも、全米に(世界中にも!)多くの読者を持つ歴史あるメディア。その洗練された内容を表すような表紙のデザインも人気のひとつで、アメリカの画家や漫画家の力作を見ることができます。

今回は、この「THE NEW YORKER」に敬意を示し、東京バージョン「THE TOKYOITER」という架空の雑誌の表紙を紹介しましょう。

東京に生きる人の
活気を描く

新倉 サチヨ - Niikura Sachiyo

「THE TOKYOITER」は、雑誌タイトルのレタリックからイラストの構図、発行日や価格の位置まで、可能な限り「THE NEW YORKER」を再現しながら、すべての要素を東京の街で出会えるものに置き換えています。

こうすることで、ニューヨークと東京の違いやそれぞれの街の持つ魅力があらわれ、東京に生きる人々の活気や情熱を発信できる、というのが企画チームの狙いのようです。

招かれたアーティストは、東京に暮らし、東京特有のインスピレーションとストーリーを伝えたい、と願う人ばかり。このプロジェクトによって、街の魅力だけでなくイラストレーション、漫画、絵画、デザインといったクリエイティブ活動の素晴らしさも広く知らせていきたいという思いで、このカバーアートに取り組んでいるとのこと。

YamanoteYamanote - Julien Mercier

Alessandro Bioletti

YamanoteYamanote - Julien Wulff

Chiyun Yeh - Yo

Loic Locatelli

市川リョウコ - Ryoko Ichikawa

Karan Singh

Yufrukt

鈴木 ヒロキ - Hiroki Suzuki

Mateusz Urbanowicz

Hennie Haworth

つちもちしんじ - Shinji Tsuchimochi

Julio Brenes

2015年から続いているこのプロジェクト。アーティスト一人ひとりの作風も際立っていて、改めて「東京」という街のワクワクを発見できそうです。

Licensed material used with permission by THE TOKYOITER
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。