世界中の絶景を「意外な視点」から見てみると

デジタル加工が当たり前になっている時代。どんな景色の写真を見たとしても、「どうせいじってるんでしょ?」なんて、うがった目で見てしまい素直にみることができない。

世界中に隠れた美しさを求めScarlett Hooft Graaflandは、旅をしながら絶景を撮影し続けている。彼女の写真は一切加工していないのだけど、ちょっと違和感のあるものばかり。だけど、そこにはあるメッセージが込められている。

知られざる文化を
意外なカタチで

マダガスカル

Scarlettが旅の中で注目しているのは「景色」だけではない。世界中に散らばる“孤立した文化”を見つけて世に広めるのも自分の使命だと言う。

誰にも縛ることのできない雄大な自然の中で、あえて「ひっかかり」を作ることでどんなに小さな村の伝統や習慣でも、確かにそこに存在していることを表現している。

ヌナブト準州

バヌアツ

アラブ首長国連邦

アイスランド

アイスランド

ボリビア

ソトコラ島

ボリビア

中国

ヌナブト準州

私にとって特別な場所はたくさんあります。まず、肉を食べない習慣のあるソトコラ島は、親しみやすい部族が住むステキな離島でした。他ではマダガスカルも。あそこで育つバオバブの木は、“見事”のひとこと。だけど、一番はやっぱりボリビアのアルティプラーノです。あの雄大な自然の強さが、今でも頭の中に残っています。

Scarlettに旅した場所の魅力を聞くと嬉々として答えてくれた。

正直に言えば、撮影された場所にどんな文化があるのか、写真だけではわからなかった。ただ、想像できないところも簡単には語ることのできない、その場所ならではの魅力をアピールしているように思えるのだ。

Licensed material used with permission by Scarlett Hooft Graafland
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。