2019年に撮影された圧巻の「絶景写真」が写真集に!

Instagramなどを通して度々目にする絶景写真。タイムラインやフィードに溢れる無数の写真のなかでも、その美しい風景が脳裏に焼きつき、“いつか訪れたい場所”として記憶に残る一枚があるのではないだろうか?

そんな風景写真が集まる国際的な写真コンテスト「International Landscape Photographer of the Year」は、2019年度の受賞者を発表した。

プロ・アマ問わずに参加可能で、世界中から自然や都市を撮影した写真が集まる同コンテスト。今年は840人の参加者が撮影した計3403枚の作品が選考にかけられたという。

その年を代表する優れた写真家に贈られる「Photographer of the Year」には、ロシアの写真家Oleg Ershov氏が選出。同氏は、雄大な自然を映した風景写真ながら、強いテーマを感じとれる写真を数多く残している。

©The International Landscape Photographer of the Year - Oleg Ershov

また、その年のもっとも優れた写真に贈られる「Photograph of the Year」は、フランスの写真家Magali Chesnel氏がドローンを使用して空中から撮影した作品が受賞。フランス・グリュイッサンにある塩田にて塩を収穫する様子を収めた同作品は、まるで平面に描かれた抽象絵画のような印象を与える1枚だ。

すべての応募作品には、著名な写真家たちによってスコアがつけられ、上位101までに選ばれた作品は同祭典の写真集として発売される予定だという。

まるでファンタジー映画や最新テクノロジーを駆使したCG映像のような写真たち。これらすべてが現実で撮影されたというだけで、好奇心が駆り立てられ、旅に出たくなってしまう......。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。