世界にたったひとつ、「少数言語」の単語帳。

言葉では言い表せないフシギな現象が世の中には数多あります。なにか、目に見えないチカラがそこにはたらいているような。日本でも「キツネのしわざ」なんて呼ばれたり。

言語学者の吉岡 乾さん著『なくなりそうな世界のことば』(創元社)より紹介するのは、そういうちょっとフシギなことばたち。世界におよそ7,000もあると言われる言語ですが、こうして失われようとしているものが、そのなかにどれだけあるんでしょう。西 淑さんによるイラストも素敵ですよ。

【シャターシュッマユッ】
月蝕

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ジンポー語 Jinphpaw
使用地域:ミャンマー、中国、インド
話者数:約65万人

直訳すると「月を蛙が呑むこと」。日本では月と言ったら思い浮かぶのはうさぎですが、ジンポー語では蛙の仕業なんですね。

【ラシカルガイブ】
一過性の妖精の大群

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コワール語 khowar
使用地域:パキスタン
話者数:約20万人 

コワール語を使う人々は、妖精の存在を信じているみたい。幸せも運んで来てくれるけど、時には大きないたずらをしてくることも。つまりは、いいも悪いも「ラシカルライブの機嫌ひとつ」ということなんでしょうね。

【カランガ】
遠隔に呪いをかける

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マテンゴ語 Matengo
使用地域:タンザニア
話者数:約16万人 

日常的に呪いをかける風習がマテンゴ族には文化としてあるんだそう。こう聞くと、結構恐ろしい。イタズラのような呪いから、勝ち負けの呪い。遠くにいる人に呪いをかけるときは、ちゃんと届くよう道の辻で呪いをかけるのが習わしだっていうから。

【ボロソコモダップ】
莫大な量の小さな何かが降る

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ドホイ語 Dohoi
使用地域:カリマンタン島(インドネシア)
話者数:約8万人 

降ってくるのは小さな「何か」…というのが気になりますよね。なんでも、植物の種とか昆虫も含まれているそうですよ。雨が大量に降るのはこの地域ではごく日常のこと、だから雨には使わないそうです。

あとはなにがあるんだろう…。

【チョウグミャートゥ】
魔物

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ウデヘ語 Udihe
使用地域:ロシア
話者数:100人以下 

日本で魔物と聞いて思い浮かぶのは、せいぜいゲームの中に登場するモンスター。でも、ウデヘ語を扱う人たちの言う「魔物」とは、現実に存在する戦うべきもののこと。

もしかしたら、実際に目にしたことがある人もいるのかも。

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