「うっかり」やってしまう月曜朝の、ダメ習慣9つ。

月曜の朝から始める仕事は、何気に気が緩みがち。ついつい、先延ばしにしてしまったり、簡単なタスクをこなす方を選んでしまいます。やっぱり月曜日は、エンジンがかかりにくいものです。

ビジネスメディアの「Inc.com」の人気ライターNicolas Coleさんは、以下月曜の朝にやりがちな行動を紹介します。ですが、これらの行動は間違った行動!月曜の朝、自分のやりがちなデスクに着くまでの行動をチェックしてみてください。自分は、1番から当てはまったり…。

週のはじまり月曜日は物事を上手く進めたいですよね。ならば間違いを犯すべからず、です。

効率的に物事を進められずにいる時、人はなかなかそれに気づかないもの。むしろ、日曜の夜にはあくる日の計画を立てて、いかに素晴らしい月曜にするかを考えていても、一瞬で間違った行動に走り、気づけばもう戻れない一方通行を歩み始めてしまっているのです。

効率的でないと感じたら、きっとどこかでうっかり間違った決断をしているのです。うっかり出るべき会議を間違えてしまったり。後回しにできるメールをうっかり先に開けてしまったり。その結果、時間を無駄にしてしまったり…。

毎日良くある「うっかり」ですが、気づかないほどの時間を費やす羽目になってしまいますよね。以下9つの「うっかり」な行動さえ避けることができれば、もっと上手く月曜日を活用できるはず。

01.
「スヌーズ」の無限ループ

「二度寝するつもりじゃなくて。目覚ましが鳴ったんだけど、つい…」

どうやって一日の始めを迎えるか、というのは瞬時にその後に続く時間の効率の良さを決めてしまいます。目覚まし一回目で起きたら、レースの始まり。無意識に手にした“勝利”であって、それだけで達成感に浸ることも。強いて言えばアイディアまでもが浮かんでくるとGOOD。

効率の悪い人ほど、スヌーズを押してしまい(1回、2回、12回…)、ベッドから抜け出すのが遅く、オフィスに転がり込むのが出社時刻ギリギリ。

02.
朝イチでメールチェック

メールを見てしまうのは反射的な習慣。届いたメッセージを開けば、返事をしてしまいますよね。これは受動的な行動で、じつは効率が悪い行動。

一方、効率の良い人というのは、メールをチェックするというのが受動的な行動であることを知っていて、能動的な行動を先に朝のうちに済ませてからチェックします。例えば難しいプロジェクトを進めてから、などなど。

一日の始めの数時間というのは、最も頭がすっきりしているとき。そこに誰かの「コーヒー買ってきて」なんていう注文に応えていると、自分の時間を無駄にしてしまうことでしょう。

03.
出る意味ある?なミーティングに
ついつい顔を出す

社会人経験が少しでもあるなら、これが日々起こりうることだと気づいているでしょう。

誰かが来て「9時に会議室でアイディアを出し合おう」と言う。アイディアを出し合うなんて、今やっていることよりは面白そう。誰かとすれ違う時に「一緒に来る?」なんて誘ってきたり。時間の無駄だって分かっていても、うっかり「はい」と言ってしまったり…。

これぞ間違った決断です。

効率の良い人は、どこでどのように自分の時間を使うのか、とても慎重に考えます。やらなきゃいけない事を終わらせるためなら、面白そうな誘いだったとしても、キッパリ断るということも厭わないんです。

04.
「一番難しい仕事」を後回しにする

やることリストを作るのは簡単。メールの返信も簡単。電話に出るのも(どんなに無駄な電話でも)簡単です。難しいのは、今直面している問題をどのように解決するか、それを考えること。あるいは、まったく知らない業界のクライアントに個別の企画を提案すること。

効率的でない人は、やることリストの中でもいちばん難しい案件を後回しにして他の「やること」を優先してしまうタイプ。効率的な人はその逆で、難しいことから始めます

05.
会話を引き延ばしてしまう

相手に「早くしゃべって」なんて言えとは言っていません。でも、ある程度の時間以内に会話を簡潔にまとめるというのは、大切なこと。

これは意図した間違いではない場合もあります。言わんとすることにたどり着くまでに、「あれ、何だあれ」と、まあこんな風に気づけば「もう行かなきゃいけない時間だ」、となるまで会話を続けられることに美を感じるなんていう人もいます。そうはならないようにしましょう。

06.
SNSを開けっ放しにする

SNSのページを見てるのが、いい例です。何か面白い記事を読んだり、窓の外を見てほんの少しでも気持ちを落ち着けて時間(それに頭の容量)を使った方が良いというのは、どんなに分かっていても、効率の悪い人はいつもFacebookやInstagramを開いてしまうもの。しかも、全部見たはずの内容でも、また開けてしまうのです。

これは習慣であるため、「うっかり」起こってしまう事。そして習慣というのは、断ち切るのも大変もの。がんばってみましょう。

07.
プレイリストの選択を誤る

自分自身ミュージシャンなので、色んな音楽ジャンルが好きです。どんなジャンルでもそれぞれの魅力があります。

でも、基礎のコードチェンジと機械を多く使った音を聞いた後の感覚と、計算されたダイナミックで聡明に作られた曲を聴いた後の感覚を比べたことはあるでしょうか。「勉強中にクラシックを聴け」というのには、科学的な理由があるのです。

効率的な人というのは、集中できるようにする音楽と、気を紛らわせるための音楽との違いが分かっているのです。効率的でない人というのは何かを終わらせるために集中しなければいけない時に、「うっかり」間違ったプレイリストを再生してしまうのです。

08.
ケータイの着信音を切らない

携帯の画面が見えて、手元にあると何事も10倍の時間がかかりますよね。効率の良い人はどんなに気が散るかを分かっているから、仕事中は携帯をサイレントにしておきます。(仕事を進めることができて)休憩をするときは、携帯を5~10分程見て、また仕事に戻る時にはサイレントに戻す。

効率の悪い人は、文字通り、逆のことをします。仕事に手を付けた37秒後、携帯が光っているのを見つけます。そして手を伸ばして返信をしてしまいます。送信。携帯をおいて、また仕事に戻る。23秒後、携帯がまた光ります…。そしてこれが1時間もしくは数時間繰り返し、一日の終わりに。そしてそんな自分に対して言うのは「何も進まなかった」。

09.
「NO」が言えない

仕事関係の事でも、何かを始めたいというアイディアでも、何かを進めたいのなら、特定の社交的行事に関してはある程度「NO」と言えるようにしておきましょう。

効率の悪い人は、どんな事でもすべての事に「OK」と言ってしまう悪い習慣に陥りがち。

「友達と外食?」もちろん。
「今夜ボーリング行かない?」オッケー!
「公園で野外映画?」行く行く、ってね。

どれも最高だし、確かにリラックスできる場所や時間はあります。大切なのは、自分の中でどれだけ頻繁にそういった遊びをするのか、そして大切な時間を妥協していないかどうかをきちんと見極めることです。

Licensed material used with permission by Nicolas Cole
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。