「欲求不満」をかわいくデザインすると、こうなる。
Instagramで自身の作品をアップしたのがきっかけで、無名だったデザイナーJuliette Malletさんは、国境を越えて急激に注目されるようになった。
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彼女がつくるものの多くは、女性の胸や、裸をモチーフにしたセクシャルなアクセサリー。日本ではまだ知らない人も多いけれど、過去にはNYLON JAPANにも登場している。ブランド名は『Coucou Suzette』。
「欲求不満」は、最高の芸術
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おっぱいのリング、ピンバッチ、ピアスなどをつくりはじめるキッカケとなったのは、実は日本へデザインの勉強に来たとき。
地下鉄のホームで、中年のおじさんの隣に若い女の子が並んだのをJulietteさんが後ろから何気なく見ていたら、おじさんが女の子をチラッとみたあとに、なんとiPadで性的な動画を見始めたというのだ。
日本人はセクシャルなものへの興味、性の文化をオープンにすることを一種のタブーのように振舞っている。その一方で目の当たりにした「欲求不満のカタチ」に、ひどく違和感を感じたそう。
運悪くそんな場面と対面させてしまったことを、国民としては恥ずかしいとも思ってしまうけれど……。
「恥ずかしいもの」を、
かわいくオープンにする。
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地下鉄で遭遇した“歪んだ欲求の満たし方”に、それならかわいく性を表現できるデザインを。と思いついたのが今の『Coucou Suzette』。
この国の欲求不満こそ、彼女の人生を飛躍させたアイディアの根源だったというワケ。
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日本人の変な姿をみたあとも、いや、見てからはさらに?この国のカルチャーに惚れ込んだというJulietteさんは、日々デザインを考えながら、日本に戻ることを楽しみにしているそう。
セクシャルだけど、エロくない。こんなアクセサリー、日本の皆さんいかがですか?
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