問題です。この「馬の彫刻」の素材は何でしょう?
イギリスのリンカン大聖堂にディスプレイされた馬の彫刻。実物大の迫力もさることながら、驚かされたのはその素材なのだ。答は、なんとA4サイズの紙なのだ!?
神業ならぬ、紙技!
見事と言うしかない彫刻をクリエイトしたのは、アーティストのRichard Sweeney。彼の公式サイトを覗いてみると紙による様々な彫刻を発見した。どうやら、紙が十八番らしい。
製作手順としては、まず、紙だけで彫刻の形状を決めるのだとか。次に、形状が決まったら、木で骨格作りをする。そして、A4の紙を使って、最終的に仕上げていくということだ。
ちなみに、こちらの馬の彫刻は、“Dream of Gold”というエキシビションの一部として製作されたもの。なお、同展示会は、オリンピックからインスパイアされた複数のアーティストが参加しているようだ。
馬の体を表現する曲線。まるで動き出しそうなポーズ。まさに、神業ならぬ紙技とはこのこと。でも、目を凝らしても、紙には見えないよなぁ。
Licensed material used with permission by Richard Sweeney