そのアイス、まだまだおいしく「味変」できますよ
アイスクリームにちょい足しするとおいしくなる。そんな情報を耳目にしたことがあるはずです。メープルシロップやコーヒー、変わり種で醤油をかけてみたりなど様々にありますが、結局どれが一番おいしいのでしょう。
そこで、バニラアイスには何がイチバン合うのか、ちょっと”攻めた”組み合わせで試してみました!
01.
「みりん」
みりんは平安時代、高貴な女性だけが飲める“お酒”だったそうですが、これをバニラアイスにタラリとたらせば、その味はまるで上品なキャラメルソースをかけたよう。
ほんのりとアルコールを感じるのも大人の味覚。ラベルに「みりん風調味料」と書いてあるものではなく「みりん」を選ぶこと。ここに砕いたクルミをのせてもGOODです。
02.
「オリーブオイル&バルサミコ酢」
まるでサラダのドレッシングのような組み合わせ。単品でオリーブオイルをかける、バルサミコをかける、というのはそれぞれ聞いたことがあるかもしれませんが、その両方がベストマッチ。
エクストラバージン・オリーブオイルとバルサミコ酢の比率は、7:1が黄金比。オリーブオイルのスパイシーさとバルサミコの酸味、さらには発酵感が、驚くほどエレガントに演出してくれます。
酸味がキツくならないよう、バルサミコ酢はあくまで控えめに。これがおいしさのポイントです。
03.
「溶かしバター」
耐熱容器に入れたバターをレンジにかけて溶かし、アツアツのままアイスクリームにかけます。「あたたかい」と「つめたい」が舌の上で溶けて渾然一体となるさまは、まさにアフォガードのそれ。クリーミーさが添加されて、乳脂肪分が固まって舌触りが悪くなることもなく、最後まで楽しむことができます。
ここは、あえて有塩バターがおすすめ。塩気のなかで甘さが引き立ちますよ。