「壊れても自ら再生する建築」。そんな壮大な挑戦が始まっていた。
ビジュアルを見れば、何かが爆発しているところにも思える作品。もしも、これが行った美術館に展示されていたら、それだけでも圧倒されてしまうかもしれません。だけど、建築の未来を変える可能性もあるらしいのです。
“生きる”建築
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Image by Philip Beesley, Alex Willms / PBAI
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Image by Philip Beesley, Alex Willms / PBAI
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Image by Philip Beesley, Alex Willms / PBAI
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Image by Philip Beesley, Alex Willms / PBAI
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Image by Philip Beesley, Alex Willms / PBAI
アーティストであり、建築家でもあるPhilip Beesleyさんのアートは、たくさんの要素が盛り込まれたもの。
例えば、レーザーカットされたアクリルや、3Dプリンターで印刷されたライト、人工的に化学反応をさせた素材など。新たなテクノロジーをどんどん採用していくのが、彼のスタイルのようです。AIを使っているところもあるそう。
さらに、オーディエンスの動きに反応して、ライトが光り、音が鳴り、作品の一部が振動することも。
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Image by Philip Beesley, Alex Willms / PBAI
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Image by Philip Beesley, Alex Willms / PBAI
そして、この作品に使用されているガラスは、“生きている”ものを表しているとのこと。コンセプトに止まることなく、一緒に組み込まれているオイルと化学物質が、自分で修復可能になるポテンシャルを生み出すのだとか。まさに、命ある生物のように。
つまり、何かの拍子に壁を傷つけてしまっても、勝手に直っているということが、未来ではありうるのかもしれません。
先日、東京大学の研究チームが「割れてもくっつくガラス」を開発したと話題になりましたが、建築に関しても同じ類のことができるようになるみたいです。いや、それ以上に、成長していくなんてことも、テクノロジーをもってすれば可能になるでしょう。
PhilipさんのHPにある言葉を知ると、今後の生活が楽しみになってきます。
Can architecture integrate living functions?
建築に“生きる”という機能を組み込むことができるのか?
Licensed material used with permission by Philip Beesley Architect Inc.