東京から直行便で3時間半、「星が降ってくる」を体験できる島
空一面の星、星、星。
この写真は、東京から直行便でなら約3時間半で訪れることができる島で撮影されたものです。
その島とは、北マリアナ諸島のサイパン島。
青い海やリゾートのイメージが強いサイパンですが、星空もスゴイんです。知ってました?
南十字星から流れ星まで!!
恋人同士ならロマンチックに、家族旅行なら子どもたちも大喜び、もちろん友達同士でも感動できるサイパンの星空。そこには、日本ではなかなか見ることのできない南十字星や数え切れないほどの流れ星が!
そう、サイパン島をはじめとする北マリアナ諸島は、マリンアクティビティに加えて夜空に浮かぶ星の美しさで有名なんです。
この星空が目当てでサイパンを訪れる人も少なくないそうですよ。
どうして北マリアナの空は、
星がたくさん見えるのか?
当たり前ですが、空気が澄んでいて雲がない空では星がキレイに見えます。ただし、これだけなら、多くのビーチリゾートが当てはまるはずです。
サイパンの星空が特別なのは、それらの気象条件に加えて「他の有名リゾートに比べて、光害がとても少ない」というのが大きな理由です。
上の写真はサイパンの中央部のキャピトル・ヒルからの一枚。
これがサイパンだというつもりはありませんが(実際、ホテルやショップが軒を連ねるガラパンでは、ショッピングやフォトジェニックなレストランもありますしね!)、こんなのどかな風景が広がっている島です。
周囲に明かりが少ない分、肉眼でも星がきれいに見えるんですね。
しかも、「スポット」まで行く必要ナシ。
サイパンの星空。
その人気の秘密は手軽さにもあります。
例えば、星空観測ツアーはハワイにもありますが、観光バスで数時間かけて移動するなど、わざわざ観測スポットまで足を運んで楽しむ、というのが一般的です。
先程も軽く触れましたが、サイパン島、テニアン島、ロタ島といった北マリアナ諸島の島々には、それほど大きな街がないので、どこでも肉眼で美しい星空を楽しめます。くわえて島のサイズも小さくアクセスがとても便利。ゆえに観測スポットへ行くといっても車で30分以内という手軽さなんです。
例えば、「Star Gazing Saipan」は、日本人のガイドによるホテルへの送迎付きツアー。サイパン島のなかでも、とくに観測に向いているというグロットの展望台(※)やバードアイランドで星の解説をしてくれるだけでなく、星空写真の撮り方までレクチャーしてくれます。
もうひとつ挙げるなら「Jungle Jim's Adventure Tours」も注目です。こちらは雲の状況を見ながら、その日のベストビーチで寝転がって星を観測するという内容。ガイドのジムさんは日本語も堪能ですよ。
もちろん、ホテルから少し歩いて空を見上げるだけでもOK。
サイパンでは、星は“わざわざ見に行くもの”ではなく、“当たり前に空にあるもの”なんですね。
(※)2018年8月現在、展望台の改修工事のため一時閉鎖中。
直行便でたったの「3時間半」
ここまでで、「サイパンの星空を体験してみたい」と思った人へ。
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