残りものゴハンでつくる「クリスピーなサラダ」
子どものいたずらみたいに、手をごはん粒でいっぱいにして。なんだか楽しそうでしょ?これサラダ作りの最中なんです。
アーティストやミュージシャン、小説家、クリエイティブな日常を送っている人たちの住まいを訪れて、彼らにとっておきのサラダを作ってもらう企画「SALAD for President」。
レシピだけでなく、彼らの生活ぶりにも着目してみてください。どんな空間で、どんなものを大切に暮らしているのかを。
Kenny Osehan(ホテル経営者、デザイナー)
Elena Stonaker(画家、彫刻家)
緻密なビーズワーク、夢の中に登場するような絵画、手縫いのぬいぐるみなどで彩られるElenaのヒミツの世界。それも、Kennyの手にかかれば、ホテルやバー、それにレストランも美しくデザインされます。
このふたりが、いつでもお互いのことを尊重しあっているのは、この室内を見てもわかります。Elenaのアート作品がいたるところに飾られているKennyの部屋で、ふたりの友情を祝福するサラダができました。
お米のクリスピーサラダ
このレシピ、余ったごはんやハーブの使いかたを知りたい人は特におすすめ。ゲストが自分でハーブを選べるという、楽しいDIY料理です。ココナッツオイルの味が苦手な人は、ごま油や、風味の少ないグレープシードオイルを代用してもOK。
RECIPE
〈準備〉
ライスクリスピーを作る
お米を炊いて、みりんで味付けをする。約2センチの厚さでクッキングシートに広げ、ラップをかけて冷ます。ヘラや手を使って、まんべんなく広げていく。お米が室温くらいになったら冷蔵庫に入れ、3時間から一晩寝かせる。
ドレッシングを作る
唐辛子、ニンニク、パームシュガーを、すり鉢でペースト状になるまですりつぶす。魚醤と絞ったライムを入れてよくかき混ぜ、小さなボウルに移しておく。
ハーブを摘んできて、サラダ菜、細切りのネギ、スライスしたきゅうりと合わせて、お皿に盛る。
スプーンでアボカドをくり抜き、小さなボウルに入れる。ライムを1個絞り入れ、塩で味付け。フォークの背でアボカドをつぶしたら、ボウルを横に置いておく。
〈作り方〉
【1】
料理を出す直前に、用意しておいたライスケーキを冷蔵庫から取り出し、8つの三角形に切り分ける。キッチンカウンターに、新聞紙または紙袋を数枚敷いておく。
【2】
フライパンにココナッツオイルを大さじ3杯注いで熱する。そこに準備しておいたライスケーキを投入。黄金色になるまで3、4分焼いて、ひっくり返す。裏面も黄金色になるまで、1、2分焼く。
【3】
できあがったライスケーキを新聞紙に移し、余分な油を吸い取り、塩で軽く味付けする。残りのライスケーキでも同じ手順を繰り返す。そのたびに、ココナッツオイルを大さじ3杯フライパンに敷くこと。
【4】
ハーブ、アボカド、ドレッシング、サンバルソースを添えて、ライスケーキを盛り付ける。アボカドをたっぷり塗ったら、パリパリ割る。ハーブで巻いて、ドレッシングを注いで、召し上がれ。