ドリップの時間さえ待てない、せっかちさん向け!
おいしいコーヒーを自分で淹れてスタートする朝って気分がいい。しかも、それが手軽にできれば尚のこと。好みは別れるけれど、僕の場合フレンチプレスがしっくりくる。
なんたって、ワンプッシュの手軽さがいい。朝からちょろちょろと一滴ずつのドリップ気分を楽しむ余裕なんてないわけで。
ワンプッシュで抽出、これ基本。
かすを出すのもポイッと押すだけ
これこれ、FLASKなるフラスコ型のコーヒーメーカーなんですが、同時にティーメーカーでもある。シンプルなこの抽出器具は、紅茶葉を抽出する際に“茶かご”としても利用できることから、紅茶を楽しむときにも利用されてきた。
もちろんこのFLASKも二刀流。
コーヒー粉あるいは茶葉を入れて、沸騰したお湯を注ぎ入れてしばし待ったらピストン付きのフタをかぶせてプッシュ、とね。
けれど、これだけならば単なるフレンチプレス。コイツがなにゆえ「せっかちさん」向けかというと……。
ぽんっ。
これもワンプッシュ
というワケ。
ただ待つだけだし、手順はカンタンだし、誰が淹れても味にブレがないのもフレンチプレスのいいところ。だけど唯一難点を挙げるならば、ボク的にはあの煩わしい「お手入れ」だと思う。
ペーパードリップならばフィルター外して丸洗い。フレンチプレスはポット部とフィルター部に分けて洗う必要あり。まあこれだって“慣れ”なんでしょうけど、どうにも朝の時間となると、手間に思えてしまう。
その点、FLASKはびっくりするほど手入れがスムーズ。フィルターを取り出したあとは、これまたピストンを押すだけでポンッとコーヒーかすが飛び出ていくのだ。キモチいいくらいに。
はっきり言ってしまえば、推しポイントはそこくらいかも。でもそれだけでいいし、それが大きい。容量も最大500mlと、2人分のマグにちょうどいい分量。
なんでも、カラダに有害とされるBPA(ビスフェノールA)を含まないプラスチックが採用されているらしく、健康面にも配慮してくれているようだ。
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