この家、40万円。しかも1日で建つ!

帰る場所があるから、人生の波を感じとれる。では、起点となる「家」がなかったら、どうなるのだろうか。

雨風にさらされる。飲み食いするものにも悪影響が出る。感染症にもかかりやすくなる。

病にかかったら、学校にも行けないし、仕事にもつけない。そして、収入にも直結する。流れは悪くなるばかりだ。

貧困層の生活を支援するNPO「New Story」によれば、世界で10億人以上が必要最低限の家に暮らせていないそうだ。

彼らと建築デザインのスタートアップ「Icon」は、社会の悪循環を断ち切る可能性を3Dプリントに見出した。

10億人以上を救う
印刷する「家」

3Dプリンターで家を建てるという構想は過去に何度も発表されてきた。だけど、近年テクノロジーカンファレンスとしての存在感が高まっている「SXSW」で、注目を浴びたのには理由がある。

4,000ドル(約40万円)の低コストや、24時間以下で建てられるというのは補足的なポイント。おそらく、発展途上国に暮らす10億人以上を助けるための挑戦だったからだ。

「New Story」は、2019年までにエルサルバドルをはじめとした地域に、3Dプリントした家を建てるという。ちなみに、その材料は現地で取れるものを使い、操作をするのも現地に暮らす人にこだわる。彼らは雇用創出の計画もしているからだ。

Reference: New Story
Licensed material used with permission by Icon

関連する記事

2019年12月にスタートした日本初の3Dプリンターによる住宅建設プロジェクトから、「Sphere」と呼ばれるプロトタイプデザインが公開された。
NPO団体「Thinking Huts」とデザイン事務所「Studio Mortazavi」は、マダガスカルに3Dプリンターを用いて学校を建設するプロジェ...
米スタートアップ企業「ICON」が開発したコンクリートを出力する3Dプリンターを24時間の稼働させ、2つのベッドルームとキッチン、バスルームを有した約45...
「urban(アーバン)」は、月に3日間、1万500円から東京の都心にもうひとつの家を持てるサブスクプラン。
外出困難者が“分身ロボット”で働く「分身ロボットカフェDAWN ver.β」が2021年6月、日本橋エリアでオープンする。
モルディブ・マレ国際空港の近くであるフルマーレというエリアに、スマートシティ「Ocean’s Heaven」は建設予定です。
廃棄食品を再利用して、新たな食べ物にする。3Dプリンターを使って、食べ物を作る。どちらもすでに注目されている取り組みですが、この2つを組み合わせた企業がオ...

人気の記事

国際送金サービスをおこなう企業「Remitly」が、“海外でもっとも住みたいと思われている国はどこなのか”をグローバル検索データを利用して調査。それぞれの...
「国際宇宙ステーション(ISS)」に滞在した山崎直子氏の経験を聞けるだけでも貴重な体験だが、今回はほかにもさまざまな特別プログラムが用意されているようだ。
SNS映えに特化した観光サイト「スナップレイス」が、2020年の総集編として「インスタ映えスポット」ランキングトップ10を発表。
3月16日、軽井沢にほど近い御代田町に新たなラグジュアリーホテル「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」が開業。すでに予約を受付中。
東かがわ市の老舗手袋メーカー「江本手袋」が手掛けるブランド「佩(ハク)」から、外出先でのコロナ対策に便利なアイテム「ハンドソックス」がデビュー。
「ラムを作ろう、壁ではなく」というタイトルのユニークな動画広告は、オーストラリアのラム肉メーカー「Australian Lamb」が制作したもの。「私たち...
「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」のミュージアムショップがセレクトしたスピーカー/ラジオ「OB‐4 マジックラジオ」が日本初上陸。DJコントローラーの...