高さ3mの「ソーラーパネル」が、ブルックリンで好評なワケ
ブルックリンの街を歩くと、建てられている家と家の間隔がほとんどないのに気がつく。
日本とは異なるこの景色を眺めるために足を運ぶ人も多いのだが、ブルックリンに暮らす人にとっては、狭い間隔がゆえにソーラパネルを導入するのが難しいらしい。
だから、「Brooklyn SolarWorks」の提供する高さ3mのソーラーパネルは注目されている。
シンプルなアイデアが
多くの人の生活を変える
「Brooklyn SolarWorks」によれば、ニューヨークシティの決まりではソーラーパネルを導入する際には、それを設置したあとに約1.82mの幅と約2.74mの高さのあるスペースを確保する必要があるらしい。
この安全基準を理由に、狭い間隔で建てられたブルックリンのアパートや一軒家の屋上へのソーラーパネルの設置は他の地区から遅れをとっていた。
そこで、「Brooklyn SolarWorks」が考えたのは高さ約3mのソーラーパネル。カンタンなアイデアではあるが、高さには問題がないので、法律で決められた幅さえ確保できれば市も認めるようだ。
日本では大したことないと思われるかもしれない改良でも、高さをとるだけで、ブルックリンの人には大きな助けになる。多くのメディアに取り上げられ、彼らのシンプルなアプローチは徐々に注目されてきているとのこと。
Licensed material used with permission by Brooklyn SolarWorks