自分で淹れるコーヒーを「カフェの味」に近づけましょ?

ひと昔の喫茶店では、コーヒーは奥で淹れられ、運ばれてくるものでした。しかしスタバの登場以来、バリスタがコーヒー豆を挽き、コーヒーを淹れる姿が目の前で見られるようになりました。その姿を見ていると、自分もマネして家で淹れてみたくなっちゃいますよね。

それで同じように家でやってみると、なんか味が違う……。

もちろんあちらはプロなのでしょうがないんですが(笑)少しでも近づけるように、いつもの“おうちコーヒー”にちょっとした変化を加えて淹れてみましょう。

この3つの工程を少し変えるだけで、大きく味を変えることができるんですよ。

 

01.
コーヒーミルをGET
(安いもので十分)

コーヒーを飲む直前に豆を挽くことで、味はかなりアップグレードします。コーヒーミルを使うのは、ちょっとハードルが高いような気もするかもしれませんが、そんなに高価なものでなくていいんです!1000円台のものでOK。
自動と手動がありますが、わたしのオススメは手動です。自分でゴリゴリ豆を挽くことにリラックス効果もあると思うんです。自分で挽いた豆で淹れるコーヒーなら、さらにおいしく感じること間違いなし。

02.
荒くするか細かくするか。
「豆の挽き方」にこだわる

豆の挽き方次第で、味はすごく変わります。
細かめに挽くと、お湯が一気に通るため、成分がたくさん出て濃いコーヒーに。荒く挽くとお湯がゆっくり通り、スッキリした味わいになります

そして抽出する器具によって、挽き方の調整が必要です。たとえば、ペーパードリップやコーヒーメーカーで淹れる場合は、中細挽き。グラニュー糖くらいの大きさです。フレンチプレスなら、ザラメくらいの大きさの粗挽きがベストです。

03.
「やかん」は卒業!

おいしいコーヒーを出してくれるカフェを思い出してみてください。
そこでは「お母ちゃんのやかん」みたいなの、使われてないですよね?

コーヒーを淹れるのにも、適した「やかん」があるのです。「ケトル」とスマートに呼んだりしますが、そのポイントは細長い注ぎ口。お湯をゆっくりと丁寧にそして均等に注ぐことができます。注ぎ口が短くて大きいようないわゆる「やかん」だと、ドバッと一気にお湯が出てしまうため、繊細な調整ができないのです。

ぐるぐると円を描くようにお湯を入れてみてください。コーヒー粉がマフィンみたいにボワンと盛り上がるのがGOODなサインです。コーヒー用のケトルがあるだけで、かなりレベルアップできます。

以上、3点でした。

シンプルなこの3つの工程に少し気をつかうだけで、家で飲むコーヒーに大きな違いが生まれます。お家にミルとケトルを揃えると、カフェでバリスタさんの手元が、今よりももっと気になってくるはず!いろいろ質問してみるのもいいかもしれないですね。バリスタさんは毎日おいしいコーヒーを淹れているプロなので、さらにおいしくなる新しいコツを教えてくれると思いますよ。

おうちコーヒー、どんどんアップグレードしちゃいましょう!

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。