出会いのツールだから好きなんです【連載:とりあえず、コーヒー】

コーヒー好きのみなさま。突然ですが、コーヒーの好きなとこってなんですか?

私の場合は、そりゃもうたくさんあります。味はもちろんのことですが、知れば知るほど深いコーヒーの文化も好きです。でも1番の理由は、いつだって私をたくさんの人と繋げてくれる「出会いの飲み物」であるというところです。

コーヒーは最高の
出会いのツール

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「今度ぜひコーヒーでも」と堂々と言えるようになり、そして言われるようになってからは、世界の色んな場所でたくさんの人と一緒にコーヒーを飲んできました。友だちとおしゃべりするときに飲みに行くことが1番多いですが、コーヒー関係の仕事をしている人、まったく違う分野の職業の人、外国語を話す人、ずっと会いたかった人、前はあまり話す機会がなかった人など、これまでコーヒーを通してたくさんの巡り合わせがありました。

普通の飲み物だったコーヒーが、ここまで私のすべてに関わってくるなんて、最初は思ってもみませんでした。「コーヒーでもどうですか?」っていう言葉は、お誘いレベル低めだしカジュアルで気取りがないので、誘うほうも誘われるほうもガードが低くなり、気軽に行けるような気がするんですが、みなさんどうでしょう?

だからこそ、思ったよりいい出会いになったり、会話が弾んだり、ポジティブな方向に行きやすいような。こんな素晴らしい出会いのツールなのに、もしも今、コーヒーアレルギーにでもなって飲めなくなったりしたら、なんだかすべてを失ってしまいそうで、体だけでなく心も震えます。

ブラックとかエスプレッソなら
グッと来る

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そしてコーヒーは「男女の出会いの飲み物」でもあります。

アメリカでは最初のデートでコーヒーを飲みに行くことが多いように思います。「コーヒーデート」は便利なもので、ほぼ初対面の人といきなり食事っていうのは、すべてをさらけ出すようで重たい感じがしますし、お酒を飲みに行くのもなんだか男女感がムンムン漂うから気がひける、と言うときにぴったりなんです。

現にコーヒーショップに行くと、隣にいる人たちが普通に付き合っているカップルかと思いきや、初対面だったという会話が聞こえてくることがよくあります。「そのぎこちなさを観察するのが好き」という悪趣味な私ですが、まぁそこは置いておきます。

そしてコーヒーは、デート中の助け舟になってくれることも多いです。あまり気に入らない相手なら一杯飲んで切り上げることができるし、話が弾めばもう一杯、二杯と飲んだり、食事にそのまま行ったりもできますしね。なんとなく、ごまかしが効くというか。どんなコーヒーを飲むかで、相手の雰囲気もわかるかもしれません。

私なら、相手がブラックとかエスプレッソを注文していたら完全にグッと来ますね!この前、至って普通の男性がエスプレッソのショットを注文して、ぐいっと飲んで去って行ったのを見て、妙な男らしさを感じたということもありました。

男性のみなさんは、無理してでもブラックとかエスプレッソをデートで飲むとちょっとレベルアップが図れますよ。

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一杯のコーヒーから仕事や恋が始まったり、そして今まであまり話さなかったり関わりがなかった人の新たな一面を発見できたり、私もそんなコーヒーが持つ不思議な巡り合わせに魅せられているひとりです。

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