健康志向で「タコス界」にも異変あり
メキシコ料理といえばタコス、ブリトー、ファヒータ……どれも肉ありきの印象ですが、「お肉なしだっておいしくメキシカンが食べられる」と、Alexandra Staffordさん。
ヘルシー料理で集う女子会なんかにもってこいな一品。お肉の代用はひよこ豆です。「Food52」よりドーゾ。
“気もちヘルシー”なタコスを
「ひよこ豆サルサ」で
これは私のお気に入りのタコスレシピ。ひき肉の代わりにひよこ豆を使います。細かく刻んだレタスや、すりおろしたチーズ、スプーンいっぱいのサワークリームに、サルサと同じくらいピリッとしたシャープさを加えてくれる、玉ねぎのピクルスを入れます。ひよこ豆と、このトッピングは相性抜群。
ピクルス(別名:玉ねぎサルサ)の作り方は、いたってシンプル。まず、小さな赤玉ねぎをダイスにカット。辛いのがお好みならばハラペーニョも加えて。塩ひとつまみに、ヴィネガーを大さじ1(1杯分とちょっとでもOK)加えて、15分間置いてから軽くかき混ぜます。
ついでに、下記のレシピどおりに乾燥したひよこ豆を450g使うと、作り置き分までできますよ。そこまで必要なければ、分量を半分、もしくは3/4に減らしてもOK。調理済みのものではなく、缶詰のひよこ豆でも代用可能。その場合は2缶必要。水切りをして、よくすすぎましょう。
トマト缶なら〈Pomi〉というブランドがおすすめ。もしくはサン・マルザーノのプラムトマトをなめらかなピューレ状になるまでフードプロセッサーにかけて使うのも私のフェイバリットです。
チリパウダーは、まずは大さじ1、もしくはそれ以下からはじめて、味見しながら足していきましょう。
材料:4人分
〈ひよこ豆〉
ひよこ豆:450g
※分量に関しては、上のメモを参照
コーシャーソルト:大さじ3と小さじ1
〈ひよこ豆のタコスボウル〉
オリーブもしくはグレープシードオイル:大さじ2
ダイスカットした玉ねぎ:2カップ
コーシャーソルト:適量
すりつぶしたにんにく:2片
チリパウダー:大さじ1〜2
※分量に関しては、上のメモを参照
クミン:小さじ2
すりつぶしたトマト:1カップ
※分量に関しては、上のメモを参照
りんご酢(ほかのお酢でもOK):大さじ1
砂糖:小さじ1
ライム果汁:ライム半個分
(盛り付け用に多めにとっておく)
<盛り付け用>
すりおろしたチーズ:適量
サワークリーム;適量
細かく刻んだロメインレタス:適量
玉ねぎのピクルス:適量
【1】乾燥したひよこ豆を使う場合は、 16カップ分の水が入った大きなボウルに塩を大さじ3加えて、8〜24時間ほど浸します。浸し終わったら豆を鍋に移し、7センチほどひよこ豆がかぶるよう、塩小さじ1を入れた水で煮立たせます。
弱火で1時間ほど、ひよこ豆に火が通るまでやさしく煮て、できあがったら水につけたまま冷やすのですが、ひよこ豆は水ごと保存すること。
【2】大きなフライパンを強火にかけます。オイルを注いで、グツグツいいだしたら玉ねぎを入れて均等に炒めていきます。塩で味付けをしたら、フタをかぶせて15分ほど弱火に。
フタに付着し蒸発した水がフライパンに滴るようフタを外し、にんにくとチリパウダー(大さじ1がおすすめですが、お好みで)、クミンを入れて、玉ねぎにスパイスがかぶさるまで混ぜます。味見して、もう少し辛さがほしければ、チリパウダーを大さじ1足して、また1分ほど混ぜます。
【3】すりつぶしたトマトと水1カップ分、お酢、砂糖、それから煮たひよこ豆(お水は入れないように)4カップ分をフライパンに投入。塩で味付けしたら、15〜20分ほど煮て(長ければ、長いほどいいです)、フライパンの底にくっつかないように混ぜましょう。
味見して、味が足りなければ塩を足します。お好みでライム果汁を。ひよこ豆は塩味が足りなく感じるので、おそれず塩をふってあげましょう。
【4】最後は盛り付け。ひよこ豆をボウルに入れて、上にチーズ、サワークリーム、玉ねぎのピクルス、レタス、それから櫛形にカットしたライムを乗せれば、できあがり。
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