品川・御殿山のマリオットで将軍気分。朝食ブッフェの卵料理は、お好みをどうぞ

徳川家康をはじめ、歴代将軍たちに愛された城南五山のひとつ「品川・御殿山(ごてんやま)」。江戸時代から桜の名所としても親しまれてきた場所であり、歴史ある邸宅が並ぶ。

御殿山庭園に隣接する「東京マリオットホテル」では、四季折々の自然を感じながら、少し贅沢な朝食ブッフェが楽しめる。

朝 6時20分
マリオットの朝食が待ち遠しい

©2018 相原舜

海外からの旅行者やビジネスマンの利用が多く、この日も6時半のオープン前から朝食を待つ人々がいた。ニーズにあわせ、和洋中、エスニックまで取り揃えている。

この日、レストランの窓際の席からは新緑が見えていた。1年を通して表情を変えていく借景を眺めながらの朝食は格別だと思う。

朝 6時40分
自分だけのスペシャルな卵料理

©2018 相原舜

特筆すべきは、エッグステーション。オムレツやエッグベネディクトなど、卵料理をその場で作ってくれる。まずは各テーブルに設置された番号付きのピックとオーダーシートをエッグステーションのシェフへ。

何通りもの組み合わせがありゲーム性すら感じるオーダーシートに、ワクワクしながら記入。料理が完成するとテーブルまで届けてくれるので、賑わう朝食の時間も列に並んだり待ったりしなくて済むのが嬉しい。

©2018 相原舜

今回作ってもらったのは、オムレツとエッグベネディクト。

調理を眺めるのも楽しいし、シェフと会話を交わすお客さんも多く、エッグステーションは朝食時のコミュニケーションの場の中心になっているようだ。

写真のオムレツは、チーズ全部入り+マッシュルーム。朝からビールでも飲みたくなるようなパンチ強めの味が最高。

©2018 相原舜

小さめサイズが人気のパンは、ホテル内のペストリー&ベーカリー「GGCo.」の焼きたて。

飲んだ瞬間に体が喜ぶのがわかるスムージーやフレッシュジュースもある。毎日、フルーツの入荷状況次第で日替わりのスムージーが提供される。

朝 7時15分
食休みもマリオットで

©2018 相原舜

お腹いっぱいになったら、マリオットホテルを囲む緑の道を少し歩いてみてほしい。品川の真ん中とは思えないほどの “のどかさ” にびっくりする。

 

「ホテルの朝食って高いんじゃない?」
「朝ごはんだけホテルで食べるなんて贅沢」

そう考える人もいると思う。でも、この豊富なメニュー、ゆったりした時間、そして江戸の将軍たちも癒されていたであろう自然の景観——。日常から少し離れて、まるで旅をしているように「朝食」という1日の始まりを彩ってくれた。

少しだけ早起きをして、自分へのご褒美に、いつも頑張っているあの人と一緒に、贅沢な時間を食してほしい。

©2018 相原舜
ヌードルステーションでは、朝食には珍しいフォーなどもある
©2018 相原舜
熱々のエッグベネディクト。オランデーズソースの酸味と濃厚な卵黄がマッチ
©2018 相原舜
まだ7:30。「時間がない」という人にこそ訪れてみてほしい

「東京マリオットホテル」

住所:東京都品川区北品川4-7-36
TEL:03-5488-3911

[朝食ブッフェ]
営業時間:6:30〜10:00(LO)
料金:大人3240円、子ども1600円(4〜12歳)※税サ別
公式HP:http://www.tokyo-marriott.com/restaurants/g/dining/breakfast.html

Top image: © 相原舜
取材協力:品川区
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。