熱が伝わりにくい、石の特性を活かした生活道具

アルミニウムの熱伝導率の高さを生かした「アイスクリーム用のスプーン」というものがあります。が、逆に熱伝導率が低いものって何があるかわかります?

たとえば「石」。

夏の朝の散歩中、暑さにやられて道路脇にあった岩場でひと休みしようとしたら、おしりがヒヤッとした。そんな経験ありません?あのちょっと気持ちいい感覚こそ、「石」の熱伝導率の低さのおかげ。

熱が伝わりにくいため、熱くなりにくく逆に一度熱くなったら冷めにくい。石焼ビビンバなどは、この石の特性を生かした料理のひとつ。

そして、こんなアイテムもあるんです。

なかなか無反応なヤツだけど、
一旦熱くなったら冷めにくい

5581368822071296
©AJI PROJECT
4758313770156032
©AJI PROJECT

熱伝導率の低さを活かした商品が、この庵治石(あじいし)製のペットボトルホルダー「WELL」。
熱が伝わりにくいため、長時間ペットボトルが冷たいままでいてくれるのです。しかも結露も吸収してくれるので、テーブルやデスクが濡れなくて助かります。

もちろん重たいから持ち運びはできないし、保温性能も化学繊維でつくられたもののほうがいいかもしれません。それでも、自然の素材を暮らしに取り入れる発想がいいじゃないですか。

ほら、アイス用も。

5086771528335360
©AJI PROJECT

アイスクリーム用のスプーンとともに揃えたい、「石のカップ(CAVE CUP)」まであるんです。
熱伝導率の高いスプーンと、低いカップ。ナイスな組み合わせ。この大きさなら、晴れた日の公園に持っていて、これに入れたアイスクリームを芝生の上でゆっくり食べたいなぁ。

ちなみに、オフィスに置いておいて、テイクアウトのコーヒーカップを入れたり、小物類を入れたり、ペーパーウェイト代わりにも使えますよ。

5536603854340096
©AJI PROJECT

これらは庵治石をプロダクト化するAJI PROJECTの商品。産地の石工がそれぞれの技術やアイデアを出し合ってつくっています。もともとは暮石をつくる際の廃材を有効活用するためにつくられたのだそう。

日本には世界に誇れる素材や、それを使ったモノがたくさんあるんですね。触れるとひんやり冷ましてくれる石が、この夏、手放せなくなりそうです。

Top photo: © AJI PROJECT
〈15.0%〉のアイスクリーム用スプーンです。熱伝導率の高いアルミニウムを使用しているため、スプーンを握った手から熱が伝わり、冷凍庫から出したばっかりのア...
ペットボトルは、耐水性や耐久性など、あらゆるポイントで優れています。なのに、あまりにも身近な存在すぎて、ただのお手軽なモノと見られがち。『PET-ART』...
「PET lamp project」は、日常生活から出るペットボトルのゴミ問題を解決するために、1人のデザイナーがはじめたプロジェクトです。過去には、日本...
サイズは23.5センチ、色はホワイトシルバー。一足いかが?
クンクン嗅いでるところ、彼には絶対見られたくないけど。
全神経を集中させる、積み石ゲームの開始です。
環境汚染の要因の1つで、世界的に大きな問題となっているペットボトル。カメルーンでも、ゴミとなり道路脇に溢れかえるなどの深刻な問題となっている。その状況を解...
料理には欠かせない計量カップ。実はほぼ確実に誤差が出るのを知っていますか?今までみんな見て見ぬフリをしてきたんですが、そこにものを申したのがJoshua ...
5月9日は「アイスクリームの日」。昨日でも明日でもなく、今日だからこそシェアしたい
ある身近なグッズで十分ウロコ取りができる方法をお教えしましょう。
宇宙飛行士になるための基礎知識と身体能力が鍛えられる「Space Nation Navigator」。
夏になると、コンピューターの排熱がかなり気になってきます。「暑いし、熱い…」。大量のコンピューターが同じ部屋に入っているサーバールームならなおさら。せっか...
生クリームも、牛乳も卵もいらない。たった2種類のナッツを用意するだけで、なめらかでリッチなアイスクリームがつくれてしまいます。しかも、美味しくて健康的。こ...
きっちりと作り込まれた革製品も好きだけど、ラフに素材を活かしたものも好きです。〈エンリーベグリン〉のペンケースは、断然後者。オミノ(※刺繍されたブランドロ...
1985年にスタートした、つげ義春のシリーズ連作漫画『無能の人』。主人公の助川助三は、多摩川の河川敷で拾った石を掘建て小屋に並べ、その石を売る。妻に愛想を...
「pencil+」は、小学生の頃の自分に贈りたいカッコイイ鉛筆ホルダー。見た目もシンプルで、どんな場面にも合うデザイン。これを機に鉛筆派になってみるのもあ...
虫に刺された後のかゆみを熱と振動で癒してしまうという魔法のようなデバイスが登場。スイッチを入れると、じんわり熱と振動が発生。あ、もちろん熱といってもデリケ...
バルセロナにあるデザインスタジオBel&Belがつくった、電動立ち乗り二輪車「Z-Scooter」の紹介です。
いろんな色を混ぜ合わせ、見ているだけでも可愛いとつい見入ってしまうアート。使っているのはえのぐと筆だけなのに、どうしてかアイスクリームと錯覚してしまいそう...
桐はその性質から、古来より「木の女王」と呼ばれていました。ただ、現代では使われることも少なくなり、日常生活から遠のいていってしまった「桐」。防虫・防湿効果...
紙と紙にまつわるプロダクトをコンセプトに掲げる〈PAPIER LABO.〉のペンケース。贅沢にも完全ハンドメイドだそうで、それゆえ実物はとっても雰囲気があ...
渦の中を泳ぐ、ひとりのマーメイド。海をイメージして撮影されたこの写真には、なんと約1万本ものペットボトルが使用されているそう。カナダに住む写真家のボン・ウ...
世界第5位のエネルギー消費国でありながら、原子力を除いたエネルギー自給率はたったの5%という日本。しかし、まだまだ活用されていない資源があるのを知っていま...
スペインのマドリードにあるマヨール広場で、4日間だけ現れた迷路。すべてペットボトルで作られ夜は青く光っていた。これらは近隣住民から集められたもので、ゴミの...