熱が伝わりにくい、石の特性を活かした生活道具

アルミニウムの熱伝導率の高さを生かした「アイスクリーム用のスプーン」というものがあります。が、逆に熱伝導率が低いものって何があるかわかります?

たとえば「石」。

夏の朝の散歩中、暑さにやられて道路脇にあった岩場でひと休みしようとしたら、おしりがヒヤッとした。そんな経験ありません?あのちょっと気持ちいい感覚こそ、「石」の熱伝導率の低さのおかげ。

熱が伝わりにくいため、熱くなりにくく逆に一度熱くなったら冷めにくい。石焼ビビンバなどは、この石の特性を生かした料理のひとつ。

そして、こんなアイテムもあるんです。

なかなか無反応なヤツだけど、
一旦熱くなったら冷めにくい

©AJI PROJECT
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熱伝導率の低さを活かした商品が、この庵治石(あじいし)製のペットボトルホルダー「WELL」。
熱が伝わりにくいため、長時間ペットボトルが冷たいままでいてくれるのです。しかも結露も吸収してくれるので、テーブルやデスクが濡れなくて助かります。

もちろん重たいから持ち運びはできないし、保温性能も化学繊維でつくられたもののほうがいいかもしれません。それでも、自然の素材を暮らしに取り入れる発想がいいじゃないですか。

ほら、アイス用も。

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アイスクリーム用のスプーンとともに揃えたい、「石のカップ(CAVE CUP)」まであるんです。
熱伝導率の高いスプーンと、低いカップ。ナイスな組み合わせ。この大きさなら、晴れた日の公園に持っていて、これに入れたアイスクリームを芝生の上でゆっくり食べたいなぁ。

ちなみに、オフィスに置いておいて、テイクアウトのコーヒーカップを入れたり、小物類を入れたり、ペーパーウェイト代わりにも使えますよ。

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これらは庵治石をプロダクト化するAJI PROJECTの商品。産地の石工がそれぞれの技術やアイデアを出し合ってつくっています。もともとは暮石をつくる際の廃材を有効活用するためにつくられたのだそう。

日本には世界に誇れる素材や、それを使ったモノがたくさんあるんですね。触れるとひんやり冷ましてくれる石が、この夏、手放せなくなりそうです。

Top photo: © AJI PROJECT
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