壮大なスマートシティ計画がモルディブでも進行中
僕たちの暮らしをより便利にするためのスマートシティプロジェクト。先日は「ザハ・ハディド・アーキテクツ」が企むロシアのそれを記事で紹介しましたが、モルディブも同じような“近未来まちづくり”を計画しているようです。
モルディブ・マレ国際空港の近くであるフルマーレというエリアに、スマートシティ「Ocean’s Heaven」は建設予定。ひとつの施設の中にションピングセンターやレストラン、レジデンス、ビジネスホテルなどをオープンさせ、水上通勤を可能にする交通機関としても機能するそう。
また、「Ocean’s Heaven」は“地上の楽園”と呼ばれるモルディブの自然を保護する活動も重視。太陽光パネルを設置し、波力発電ができるシステムを取り付け、なるべく自家製エネルギーで施設が消費する電気を賄うといいます。
多くの人の暮らしをアップデートしつつ、環境にも気を使っている都市デザイン。だから「海の天国」という名前になったんでしょうね。
完成は2021年を予定しています。
Top image: © 2018 CAA(Core of Architecture & Art)