野菜だけで満足させるニュージーランド航空のベジメニュー。地ものオリーブオイルが決め手!
機内食をもっと楽しみたい!
旅先へと向かう高揚感を引き上げるのに、いかに空の上の食事を満喫するかも重要なファクター。では? 有名シェフとのコラボにご当地メニューなど、百花繚乱の機内食ですが、あえて推すのは航空会社ごとに用意された特別機内食。
たとえばニュージーランド航空なら、こんな使い方はいかがでしょう。上質な南半球のワインと合わせる野菜のおかず。
モダンで独創的なアレンジを加えた機内食に定評のある同社ですが、ベジタリアン食においてもそのテイストが随所に。
写真は「ベジタリアンメニュー」の一例。オリーブオイル付き。ちょっとしたところですが、こうしたご当地の特産品が機内食に登場するのも嬉しい!
新鮮野菜にかけてもいいし、クロワッサン、全粒粉パン、レーズンパンなど種類豊富でおいしいパンにつけて食べるのもあり。これをニュージーランド産ワインと合わせれば、普段の機内食にはないスペシャルなペアリングの完成です。
新鮮な肉や魚は地上に降り立ってから。人口に占めるベジタリアンが多いことでも知られるこの国の菜食を存分に楽しむのが正解です。
代替肉を使ったベジバーガー!
ちなみに、特別食ではないもののニュージーランド航空にはこんなベジバーガーも。
昨年7月、一部路線のビジネス・プレミアで初めて提供された「インポッシブル・バーガー」。航空会社として初めて植物性の原料を用いた代替肉を使用して作られたもので、現在はサンフランシスコ-オークランド間で提供されています(2019年6月まで)。
機内における
最適なワインセレクション
機内食の味を引き立てるお酒といえば、ワインをおいて他にありません。地上に比べ低湿度、高高度における最適なワインのセレクトには、各航空会社ともソムリエやワイン評論家をアドバイザーに迎え選定を行っています。
受賞歴のあるワインを取り揃えるだけでなく、気圧が低い機内でも飲みやすいよう配慮されたスパークリングワインなど、多いところでは80種近くの銘柄を揃えるエアラインも。
ちなみにニュージーランド航空の場合、国際的評価の高いワイン評論家をコンサルタントに迎え、ブラインド・テイスティングによって決定するワイン審査会を独自に設けています。
新世界ワイン産地のひとつとして、近年注目度の高いニュージーランド産ワイン。南島のマールボロー地区で栽培されるソーヴィニヨン・ブランは世界的に評価が高く、数々の賞を受賞。どれにしようか迷ったときはぜひ。
また、ビジネス・プレミアでは、毎年上質のワインを評価し紹介する「ニュージーランド産 優良ワイン(Fine Wines of New Zealand)」に選出されたワインを機内でも提供しています。ワイン有数産地の航空路線を利用する際は、機内食とのペアリングも楽しみのひとつですね。
※特別食はどれも事前申し込みが必須。利用便出発の24時間前までのオーダーを忘れずに。
※写真はイメージです。